教育・育児

■揚げ足取りによる馬鹿馬鹿しい閣議決定の連発

共謀罪にからむ答弁の際に安倍首相が「そもそも」と言った件で、今だに政治資源が浪費されている。 政府は今日、「首相が自ら辞書を引いて意味を調べたものではない」とする答弁書を閣議決定したという(mainichi.jp)。 問題となった首相答弁は、1月26日の…

■耳をすませば・・・

車での移動中、時間が合えばラジオで語学教育番組を聞くことがある。とはいっても、ほとんどは英語だ。 その中に、「ラジオ英会話」というのがあり、学習内容に関係なくよく使われている表現に Now everyone, perk up your ears for our next segment.という…

■手間暇とコストをかけて現場を混乱させる改悪

腹立たしいことや嫌なことは、できるだけ書きたくないんだけれど・・・ ___ 大学入試センター試験の後継として2020年度から導入する新テスト「大学入学共通テスト」(仮称)の実施方針案を文部科学省が公表した。 これはいったい何なのか。 当事者である…

★「今の時代には合わない」のではない

大阪府の松井一郎知事(日本維新の会代表)が「戦前・戦中に使われた教育勅語を教材に使用することについて「今の時代には合わない。個々の価値観まで教育の現場で押しつけるのは変な話だ」と述べた」という(朝日新聞朝刊)。 率直に申し上げて、日本維新の…

◆愚かで危険な言葉遊び

学習指導要領の改訂案が発表された(2月14日)。小5の社会では、竹島、北方領土、尖閣諸島が「我が国の固有の領土であることに触れること」と初めて明記。中学地理では竹島と尖閣諸島が日本固有の領土であり、尖閣については「領土問題は存在しないことも…

■英語の通じる国、通じない国

アイスランドほど誰もが英語を話せる国を他に知らない。 あ、イギリスとカナダとオーストラリアは除く(ニュージーランドとかには行ったことがない)。 でも、アメリカではしばしば経験した "No English." は一度もなかった。 旅行者である私が話す範囲の人…

● U

大学時代の友人、Uの奥さんから突然メールが来た。 Uの結婚式で新郎の友人として一度会ったきりだ。少なくとも20年以上にはなると思う。 ___ 引っ込み思案で奥ゆかしく、真面目なUは、アクの強い連中が多かった学生時代の友人の中にあって、不器用では…

◆Boyhood(少年時代)

久しぶりに映画の話。 といっても、芸術は饒舌を嫌うと思うので(と言い訳をして)、どうでもいい話を少し(ネタバレ注意)。 ある現代アメリカ的「家族」の12年間を描いているのだが、見ていて、子役本人がどんどん大きくなっているとしか思えなかった。 た…

★連日の残業

息子は連日の残業。 「また残業だ。定時に帰られる日はあるのだろうか。」という LINE が来たが、労働二日目にして「残業」とか「定時」とか言っているのが笑える。 私も一応は労働者なのでその意味するところは知っているが、家人も私もずっと「定時」のな…

★働くということ

赤ちゃんだった息子が、初めて給料をもらえる仕事をしている。年末年始の郵便局でのアルバイトだ。 11日間連続、一日も休みなし。大晦日も元日も。 もしかして、何らかの労働法令に触れるんじゃないかとも思ったが、一日4時間だけだから、そんなこともない…

●国語力の低下??

ベネッセコーポレーションが発表した赤ちゃんの名前ランキングによると、2011〜2013年の3年連続で「蓮」がトップ3の一角を占めているという。 また、明治安田生命の調査でも、2011、2012年のいずれも「蓮」が1位だ(2013年の発表はまだらしい)。(いずれ…

■「公募校長」が次々に不祥事を起こす原因は・・・

大阪市が鳴り物入りで導入した市立小中学校への「民間人公募校長」だが、900人以上の応募者から選び抜いた精鋭11名のうち、すでに6名が悪い意味で新聞沙汰になった。 まだ半年も経っていないのに、である。 6/11 の衝撃! どこの職場のどんな職種を取りだし…

■教育再生実行本部(長)?

新聞に載っていた「自民党教育再生実行本部長」で衆議院議員(しかも、元文部科学副大臣・自民党国際局長経験者)の発言を読んで目を疑った。 「まず目標を決め、そこから逆算して教育の中身を決めていくことが確実です」 なるほど。それは一つの考え方では…

●「ハンドル操作の誤り」

うわお、いつのまにか3月に入って1週間も経っている。そしてその間、ここに何も書いていない。今気づいた。 ___ 警察庁なんかが交通事故の原因を説明する際に、「速度超過」「前方不注意」とならんで、よく「ハンドル操作の誤り」という表現を使う。 あ…

◆予行演習

息子がいなくなってから2週間以上が経過した。 といっても、もちろん元気に生きている(はずだ)。自動車免許を取るために、他県で「合宿」しているのである。 もしかしたら、あいつが生まれて以来、もっとも長い間顔を合わさずに過ごしているかもしれない…

■iPhone を電子レンジで充電する とか 急須を直火にかける とか

電子レンジを使うと iPhone に急速充電できるというデマがネットで広がっていて、実際にそれをやってしまった人たちがいるという。 どこまで本当なのかわからないが、やった人がいるんだとすれば、その情報を知った人のうち何人がそれを信じ、そのうち何人が…

★塩素まみれの週末

ばか正直というかくそ真面目というか、息子は大学生とは思えないような生活を送っている。 それとも、最近の大学生ってこういうのも多いのだろうか。 何せ入学以来、無遅刻無欠席らしい。通学に片道2時間近くかかるというのに。 家ではほとんど毎日、かなり…

■母はアル中?

自然を愛する人生の先輩方と喫茶店で語り合っているとき、私がまったく酒を飲めないという話になった。 「奥さんも飲みはらへんの?」 「ええ、飲めないことはないんですが、ほとんど飲みません」などと言っていると、横から息子が、 「あの人、めっちゃ酒好…

◆「私の気持ち」は作られる

「自由意思」というものが神聖視され、「法に違反せず人に迷惑をかけなければ自由」だということがよく言われる。 基本的にはそのとおりだと思うのだが、その「自由意思」がどのように作られているのかということはしばしば忘れられている。 何だかたいそう…

■政「教」分離

もろもろに埋もれてあまり注目されていないようだが、大阪府の松井一郎知事と大阪市の橋下徹市長が大阪府立大学と大阪市立大学との統合を進めようとしている。 各大学の伝統や理念を無視した強引なやり口は、その過程で無用で甚大な混乱を引き起こし(首都大…

●子育ての術(すべ)

寒風吹きすさぶ日に自転車で外に出て、初めての中華料理屋でランチ。「創作料理」とか「創作旬菜」とか書いてあって、ちょっと高級路線なのかと思った。 入ってみると、若い男の料理人と初老の女性。2人でやっている店にしては広い。 料理は何ということも…

★ハードディスクレコーダー初期化・・・

ハードディスクレコーダーが不調で、録画したものを再生していると頻繁に途切れがちになったりするようになった。画像がおかしくなったとき、30秒飛ばしとかで先へ進んでやるとしばらくは正常に再生されるのだが、またすぐ同じようなことになる。 さらに、録…

●Life goes on...

東日本が広い範囲で苦難に襲われているさなか、昨日、西日本のほとんどの国立大学では何ごともなかったかのように後期日程の入試が行われ、息子も受験して帰宅した。 もちろんまだ結果は出ていないが、その試験に合格する見込みはなく、それとは別にただ一つ…

●自転車で昼食へ

例によってこの土日も家人は仕事なので、今日は息子とふたりで自転車に乗って昼食に出かけた。 これまで、ほぼ必ず「自転車で行ってもいいんだけど・・・」とか考えながら、結局は考えるだけで毎回車で出かけていたのだが、その車がはるか下北半島にある以上…

★「保守政治家として」?

自民党の野田聖子元郵政大臣(49)が、渡米して他人の卵子で体外受精し、妊娠していることを発表したという。 精子の提供者は、「事実上婚姻関係にある7歳年下の飲食店経営の男性」らしい(朝日新聞)。 出産は来年2月中旬の予定だというから、よほどの早…

★自転車関連の備忘録

夏休みに入る前、息子の自転車がパンクしたので一緒に直した。タイヤの中にチューブが入っているのも知らなかったようで、遅まきながらいい経験になったと思う。 その時、タイヤがもう限界みたいだったので、通学途中にある自転車屋で交換してもらうように言…

★また医者のハシゴ

土曜から日曜になった夜中1時ごろ、「足にトゲが刺さったみたいやねんけど、見てくれる?」と息子が2階に上がってきた。 ルーペを使って眼鏡をかけたり外したり・・・視力の衰えているのがよくわかる。 だが結局、トゲらしきものは見つけられないし、息子…

◆人生を蝕むコトバ

人の商売を助けたくはないのだが・・・ 今朝の朝日新聞、青beに、「勝間和代の人生を変えるコトバ」が載っていた。いわく、「見切りをつけたことに見返りはない」。 見切りをつけて「逃げたこと、回避したことは100%の失敗であり」「見切りをつけなければ10…

★さようなら「科学」と「学習」

今朝の朝日新聞にひっそりと、しかし1面にカラーで、学研の「科学」と「学習」が今年度限りで休刊になるという記事が載っていた。 「休刊」というものの、事実上の廃刊であるのは、他の雑誌と同じだろう。 記事によると、私が毎月楽しみにしていたころが「…

●天災は・・・

職場で打ち合わせ中、机の上のカバンの中にある携帯が震えた。 私の携帯に電話がかかってくることはほぼない。「またソフトバンクからのお知らせメールかな?」と思った。 気のおけない相手だったので、「ごめんね」と断って携帯を見る。珍しく、知らない番…