旅行・地域

■ハクソー・リッジ

沖縄戦の映画だというだけの予備知識で見た。 ハクソー・リッジとは沖縄県浦添市にある丘で、日本側は「前田高地」と呼んでいたそうだ。 実話だというのだが、細部の多くは創作・演出されたものだろう。 いずれにせよ、ものすごい傑作だと思う。たとえば『プ…

■あけましておめでとうございます

これをお読みになっているあなたの幸せがずっと続きますように

●世界に向けて配信された私

これも先月の話。 兵庫県北部の日本海近く、かつては鉄橋で有名だった余部(あまるべ)にある道の駅で車中泊をした。 翌朝はたまたま、新設されたエレベーター(「余部クリスタルタワー」)の完成記念式典の日だったが、始まる前に移動したので見物できなか…

●TOSAKA? TOZAKA?

書こうと思っていて書けていなかったネタを。 ___ スキーに行くときにたまに通っていたので、小学生のころから遠阪峠(兵庫県北東部)の名は知っていた。 かつては(というか、今でもトンネルを通らなければ)雪の難所で、↓の医師はそこで立ち往生してし…

★美山の銘木工芸と京北の手打ち蕎麦

やっと扇風機も片付けて庭の草引きもできたので、ツーリング日和に誘われてバイクで京北に向かった。 もともとの目的地は、高さが日本一と二に最近認定された、花脊の三本杉(大悲山峰定寺神木)だったのだが、もろもろの状況を勘案し、駐車場の下見だけして…

●上海瞥見(特別編 番外)

「上海瞥見」とは関係ないのだが、帰国後日をおかずして読んだ新聞記事に驚かされた話を番外編として。 ___ 北京オリンピックにあわせて中国の新幹線が開通し、北京と天津(わずか120km)を結んだことは多くの人が知っているだろう。 だが、その後の情報…

●上海瞥見(特別編 その2)

タクシーの車中にて。 この写真が現在の上海の一側面をよく表していると思う。

●上海瞥見(特別編 その1)

上空から中国を見下ろしたことは何度かある。だが、高高度を飛行中のことで、感嘆するようなものは見つけられなかった。 今回、上海の浦東空港に着陸しようとしている機内から目にした、中国との初めての出会いは、衝撃的なものだった。 「何だあれは!?」と…

●上海瞥見

実際に訪問するという意味では、なぜかこれまで大陸中国とは縁がなく、初めて足を踏み入れた。 中国で、訪れた国の数は33になった。 偏りが激しいとはいえ、それなりにあちこち見聞してきたつもりだが、ごくごく短い日程にもかかわらず、初めてや、それに近…

●上海からコメントは書き込めない

記事は書けるのに、なぜかコメントは書き込めない。ただ、ココログの側からForbidden You don't have permission to access /t/comments on this server.が表示されているようだ。何度実験しても同じ。 ___ というわけで、tanuki 様 ありがとうございます…

●私設教習所

納車された日の夜から4日連続、家人の練習に付き合わされた。 何しろ、車に乗れなければ連休明けの通勤に支障を来すわけだから、連休中にはふつうに運転できるようにならなければならない。そのために納車日も連休前に設定したのだ。 私はといえば、毎年こ…

●19年ぶり

家人の車が納車された。 何ということのない軽自動車なのだが、やはり新しい車となると待ち遠しく、ちょっとわくわくもする。 それが19年に一度というのはいかにも寂しい。まあ、その間に私は車を2回買っているわけだけれど、それでも世間と比べたら少ない…

◆ご近所の主婦力(しゅふぢから)

「主婦力」なんて言うとジェンダーバイアスがかかっているみたいだけれど、実際ほとんどそうなのだろうから許してほしい。 ___ 台風一過で、玄関のドアを開けると落ち葉がてんこ盛りだった。家の前の道路にも木の葉が散乱している。 ところが、隣家の家の…

■「NYPDよっ!」

アメリカのドラマの宣伝を見ていると、被疑者のところに突入する刑事が「NYPDよっ!」と叫ぶ場面が放映される。 "NYPD" は "New York city Police Department"(ニューヨーク市警察)の頭文字で、「エヌ・ワイ・ピー・ディー」と発音する。 吹き替えでなけれ…

■手軽に行けるアルプス的なところ

このブログのプロフィールにも書いているとおり、アルプスが好きだ。 本家のアルプスも日本アルプスも、スロバキアアルプス(っていうのかな、ヴィソケ・タトリ)もカナディアンロッキーも。 行ったことはないが、サガルマータ/チョモランマ(エベレスト)…

■それぞれの人生

今年のゴールデンウィークに東北をぐるっと回ったとき、信州を経由した。 その時に北アルプスの絶景を見せてくれた峠に、今回も立ち寄った。 先客の一人と何気なく言葉を交わし始めると、その方が白馬村在住だとわかった。生まれ育ちは大阪なのだが、こちら…

■蕎麦ツーリング?

休暇も残り少なくなった。 毎日うだうだしてるのも何なので、バイクでどこかへ出かけようと考える。 そこら中走り回ってしまって新鮮味がないので、何か目的を作るために「蕎麦」を考えた。それほど蕎麦好きというわけでもないのだが、蕎麦屋というのは田舎…

■中島みゆき

信州ドライブの間、ほとんどずっと中島みゆきを聞いていた。 彼女のだけで40枚近いCDが1枚のSDカードの中に入っている。他にも、さだまさしとか小田和正とか徳永英明とかテレサテンとかが入っているのだが、何しろ数が違うので、ほとんど中島さんが流れてい…

■疾走するバキュームカー

ワインディングロードを車で走るのは遅い方ではない。特に一人で乗っているときはそうだ。 自分より速そうな車が後ろから来ると必ず譲るのだが、たとえば今回の信州旅行でそういう機会は一度しかなかった。 (バイクの場合はぜんぜん違う。平均的バイク乗り…

★信州ドライブ

涼を求めて北海道に行くつもりが、西日本以外はみんな涼しいということらしいので、だったらもう信州でいいやと思って行ってきた。 例によって孤独な貧乏旅行である。 1週間くらいかなと考えていたが、結局はたった2泊で帰ってきてしまった。帰宅は真夜中…

★3時間でできること

夏休み(じゃないけど)の日曜日だというのに、家人は仕事、息子は早朝からどこか遠くへ行ってしまった。 昨日に引き続いて家でうだうだしているだけというのもなんだかなあ・・・という気がして、車で六甲に出かけることにした。 最高気温の予想は38℃。とて…

★世界侵略のススメ

マイケル・ムーア監督。 アメリカ「以外」の国々(といっても、ヨーロッパとチュニジア)がいかに素晴らしい面を持っているかを笑いと皮肉たっぷりに紹介するドキュメンタリー。 例の調子だが、やはり傑作である。日本ももちろん、教えられることが多い。 紹…

★バイク&ハイク(承前)

バイクに戻り、少し考えてからジャケットなしで昼食に向かうことにした。上半身を守るプロテクターもなくなったということで、なんだか不安である。転倒したことはないんだけれど。 ヘルメットもなしにしたかったが、さすがにやめておいた。 汗をかいた体で2…

●バイク&ハイク(たぶんその5:西おたふく山)

かねての予定が流れた休日、せっかくだからどこかへ行きたいなあと思ったものの、どこへ行っても暑いだろうと考え、久しぶりにバイク&ハイクのために六甲山へ向かった。 出発は昼前で、逆瀬川までは酷暑だが、川沿いを遡上するころには涼しくなり、山に上が…

●棚からブッポウソウ

新聞記事か何かで情報を得た家人が、珍しく行きたいところがあると言ってきた。 岡山県真庭市勝山。 真庭市? 勝山町だと思っていたのだが、例の平成の大合併でそうなってしまったらしい。 昔はよく通(とお)ったりすることはあったのだが、そこに「町並み…

◆英語の通じる国、通じない国(その2)

俳優の堤真一がアイスランドを一周しながら現地の人にインタビューして回るというテレビ番組を見た。 一周したというわりには、ミーヴァトンの次はヴィークとか、びっくりするくらい飛ぶのだが(たとえて言うなら、山手線を一周していて上野の次に取り上げる…

◆高文脈文化 あるいは ヤマセミ

日本は高文脈文化(high-context culture)であると言われている。 要するに、場面や文脈から「言わなくてもわかる」ことを前提に社会が成り立っている文化だというわけだ。 程度の差はあれ、日本から見ると他のほとんどの文化は相対的に低文脈文化(low-con…

■キャッシュレス社会

朝日新聞で「キャッシュレス」という連載が始まり、第1回としてスウェーデンが取り上げられていた。 なんと、現金取引を拒否するパン屋さんまで存在するという。 日本だと、通貨には強制通用力があるので、そんなことは法律上できないのではないか。それ以…

■2017年GW東北(+ちょっと信州&日光)旅行ツイート集

今さらながら、今年のゴールデンウィークに行ってきた東北(+ちょっと信州&日光)旅行のツイート集をいつものように転載しておきます。 誤字や間違い等を修正するため、最小限の校正を行っています。リンクをクリックすると写真が表示されます。2017/04/29…

■気に入っていたのに

過日、家人と一泊旅行に行った際、気紛れで買ったシリコン鉱石。わりと大事にしていたつもりだったのだが、さっき、玄関の三和土(といってもタイル張り)に落として割ってしまった。 一週間の信州・東北一人旅から帰ってきたその日の午後に庭の草引きをして…