2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

◆英語の通じる国、通じない国(その2)

俳優の堤真一がアイスランドを一周しながら現地の人にインタビューして回るというテレビ番組を見た。 一周したというわりには、ミーヴァトンの次はヴィークとか、びっくりするくらい飛ぶのだが(たとえて言うなら、山手線を一周していて上野の次に取り上げる…

◆The Gifted

周知のことだが、将棋の藤井聡太四段(14)が、「永久に破られない」と言われていた30年前の公式戦連勝記録に並んだ(並んだだけだから、まだ破られていないのかもしれないけれど)。 (後記:2017年6月26日(月)、29連勝して破られました。) 棋士デビューか…

◆最高の花婿

引き続き、映画の紹介。 パリから南西に百数十キロ、お城で有名なロワール川流域に住む保守的なフランス人夫妻。自身も、ちょっとしたお城を思わせる邸宅に住んでいる。 4人の娘がいるのだが、パリに行かせたばかりに、上の3人が次々と、アラブ人・ユダヤ…

◆ヘイトフル・エイト

久しぶりに映画の紹介。 エンニオ・モリコーネが音楽を担当する、クエンティン・タランティーノらしい凄惨な映画。サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセルほか。 ミステリー仕立ての西部劇になっている。あ、西部劇仕立てのミステリーと言うべきか。 …

◆「両肺尖部陳旧性胸膜炎」

家人の健康診断の結果が返ってきて、「両肺尖部陳旧性胸膜炎」という所見が書いてあった。 本人はまったく気にもせず、そのまま結果をうっちゃっていたのだが、その辺に置いてあったのを開けてみた私は仰天した。 なにしろ「胸膜炎」なのである(よくわから…

◆高文脈文化 あるいは ヤマセミ

日本は高文脈文化(high-context culture)であると言われている。 要するに、場面や文脈から「言わなくてもわかる」ことを前提に社会が成り立っている文化だというわけだ。 程度の差はあれ、日本から見ると他のほとんどの文化は相対的に低文脈文化(low-con…

◆座右の銘は「面従腹背」

今話題の前文部科学事務次官、前川喜平氏が報道ステーションのロングインタビューを受けた映像を見た。 種々の点で興味深く示唆に富んだ内容だったが、ひときわ印象に残ったのは、氏の座右の銘が「面従腹背」だということだ。 中央官庁のトップにまで上り詰…