2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

★近衛兵の昭和

故人は生涯、近衛兵であったことを誇りとしていたという。 葬儀の冒頭、高齢となった元近衛兵が、先に逝く友人を称え悼む言葉が流された。 おそらくは、この場に駆けつけてその口上を肉声で述べられる人物がもういなかったに違いない。 その賞讃と哀悼は、数…

★親戚の集まり

まだ働き盛りだった息子を亡くしてから2か月あまり、こういうとき「後を追うように」というのだろうか、その父親も亡くなった。 以前書いたとおり、父親の方はいつ亡くなってもおかしくない状態ではあった。 先日の息子は4親等だし、仕事もあったので遠方…

★偶然の旅行者

題名がいいよなあ・・・ でも、題名負けか? 自分勝手に離婚しようとしたりよりを戻そうとしたりする妻と、積極的に働きかけてくる風変わりな美女、それに、その2人の間で揺れ動く、優柔不断な男。 男の仕事が旅行ガイドの執筆で、そのシリーズ名が映画の題…

★眺めのいい部屋

20世紀初頭が舞台。それがわからなくてしばらく違和感があった。 当時のイギリスにおけるアッパーミドルクラスの生態を活写しているが、やや退屈か。 巷の評価はすこぶる高い。しかし、それはどうやら、女性好みの恋愛映画だかららしい。 あんまり女性だ男性…

★昇進と昇給?

家人が、昇進後初めての給料をもらった。 昇給は1400円。 数字に弱いからヒトケタ間違えているんじゃないかと疑ったが、そうではなかった。 給料は大して増えないと聞いてはいたが、これほどとは・・・ 時給に換算すると10円未満!の増加ということになる。 …

★予期せぬ遭遇

鳥見もそれなりに回数を重ねていくと、新たな種を見ることはほとんどなくなってくる。 いつもは行かない場所、特に遠くへ行くとか、珍しい鳥が出ているという情報に基づいてわざわざ出かけていくとかしない限り、見慣れぬ鳥には滅多にお目にかかれない。 だ…

★プレッジ

ジャック・ニコルソン主演、ショーン・ペン監督。ミッキー・ロークも出ていた。 被害者の両親と交わした固い約束(プレッジ)を守るため、退職後も真犯人を追う元警官。 こ、こんな終わり方が映画にあるのか。 確かに、ありきたりのサスペンスにはならず、人…

★ワールド・トレード・センター

ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ。オリバー・ストーン監督。 予想していた映画とまっっったく違っていた。 だが、これもいいかもしれない。時にささくれ立ちがちな日常に、しばし潤いをもたらしてくれる。(World Trade Center, 2006 U.S.A.)

★恋の季節

オマエはコマドリかミソサザイか、というようなディスプレイ。 尾羽をピンと立てて背中を反らしている。スズメでもあんなかっこうをするんだ・・・

★鮮やかな茶色

茶色はあまり好きではない。 だが、好きな茶色というのがあることを知った。 ニュウナイスズメ(オス)の色。なんとも鮮やかな、透明感と光沢のある茶色である(残念ながら、なかなかあの色を再現した写真には出会えません)。 まだ2回目の出会い。次はいつ…

★コマドリ

数年ぶりにコマドリを見た。 この前見たのは大台ヶ原の切り株の上での囀り。いかにもコマドリという感じで脳裏に深くインプットされている。 今日はクマザサ?の藪の中で数秒。それでもコマドリはコマドリ・・・

★驚きの筆ペン

少し前から万年筆が気になっている。昔知人からいただいた、ペリカンの立派なのがあるはずなのだが、インクだけが見つかって肝心の本体がない。 家中ひっくりがえすのも何なので、そのうち出てくることに期待して、気軽なのを一つ買おうかと考え始めた。それ…

★テルマ&ルイーズ

これもなぜ借りたのか覚えがない。TSUTAYA DISCAS から配達されてきた。 ジーナ・デイビス、スーザン・サランドン、ハーヴェイ・カイテル、売り出し前のブラッド・ピット。リドリー・スコット監督。 見るのは多分2度目だし、見た覚えもあった。 だが、ほと…

★一澤/信三郎 帆布

皆さんは、例の「兄弟骨肉の遺産相続争い騒動」以前から、「一澤帆布」をご存じだったでしょうか。 私はまったく耳にしたことすらありませんでした。 ところが、騒動は騒動としても、作る端からどんどん売れていって、毎日夕方には売るものがなくなるほどの…

★極めて稀な迷鳥・・・

もはやバードウォッチャーで知らない人はいないぐらい有名になってしまったし、ネットで名前を検索してもどこにいるとかすぐにわかってしまうのだが、一応良識として名前も場所も伏せておく(万一、知りたい方がいらっしゃったらお気軽にメールください)。 …

★そ、そんなに・・・

昨日、昼食にコンビニで買ったおにぎりを食べていたら、ガリッと何かを噛んだ。 おにぎりだから、当然石か何かが出てきたのだろうと思ったのだが、今どきの米に石は混じっていない(昔はよく混じってたよなあ・・・ 夢のようだ)。 出てきたのは、自分の歯か…

★サイドウェイ

よかった。 今まで見た映画の中で5本の指に入るかも。10本には間違いなく入りそうな気がする。褒めすぎかな? どんな映画かまったく知らずに、何の先入観もなく借りた。 舞台はカリフォルニアのブドウ畑とワイナリー。ロードムービーではあるがむしろコメデ…

★花冷え

「花冷え」とはうまく言ったものだ。昨日までとはうってかわって、「えっ!?」と思うぐらいの気温だった。 午後には低気圧の通過で一時的な激しい雨と若干の雷。 明日は大陸の高気圧に覆われて典型的な花冷え。名残の冬を楽しみたい。

★マッチポイント

ウディ・アレン監督、スカーレット・ヨハンソン、ジョナサン・リス=マイヤーズ、エミリー・モーティマー。 ウディ・アレンがロンドンで撮った「人生」。 神は我々を裁かない。運が帰結を左右する・・・ 古典的とも言えるほどの「よくある」筋書きを、見事に…

★新年度初日

実質的な正月とも言える新年度初日。仕事内容やら肩書きやらも変わって(でも、まったく偉くなってません)、清新なスタートとなる日。それでいて出だしは休日。完璧。 が・・・ 家族3人で鳥見に行けると思っていたのは2日前。昨日2人になってしまったか…