2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
イタリアから帰った翌日だったと思う。夜中、やっともろもろに一段落ついてほっとしていたら、先に床に就いていた家人が暗い顔をしてリビングに上がってきた。イヤな予感がする。 「また水が漏れてるみたい・・・」 寝室の天井からぽたぽたと水が滴っている…
行きの関空→ドバイ便はがらがらだった。事前に、最後尾の2人がけ窓際を押さえていたものの、関空でもっと前の3人がけを係員から勧められ、「3席分、お一人でお使いになれますよ」という言葉がそのまま実現した。 帰りのドバイ→関空便も同様の空き具合を想…
せっかくの感動に水を差すのが、詐欺的な支払いのさせ方。 クレジットカードの伝票を示し、ここにサインしろというので何も考えずに素直にサインしていると、"Japanese ?" とか聞いてくる。「日本人か」と聞かれたと思って "Yes, I'm Japanese. "とか言って…
とりあえず、またドバイにたどり着いた。ベルガモから電車、ミラノからバス、空港から飛行機で今ここ。このあとさらに飛行機に乗ってバスに乗って、迎えの車に乗って家にたどり着く。 乗り物の数が6、時間にして28時間とかそんな数字になる。うーん、やっぱ…
ミラノ中央駅からマルペンサ空港に向かうバスの中で、道ばたに座ってタバコを吹かしているロマ(ジプシー)のおばあさんを見ながら、やっぱりときおりは、自分を孤独で無力な異邦人にすることが必要だと思った。 いや、もちろん、日本にいたって孤独で無力で…
ベルガモの旧市街にはホテルがあまりないせいもあり、宿は新市街に取った。仕事の場所は旧市街の真ん中なので、毎日、ホテルと丘の上とを往復することになった。3日間で都合4回だろうか。5回かもしれない。 とはいっても、遠くもなく便利だ。ホテルの前か…
一昨年に訪れたスロベニアのようなできごとがあったわけではないけれど、ベルガモも礼讃に値する街だと思う。 まず、新市街と旧市街が丘と城壁で截然と区別され、中世がそのまま残されたような丘の上の旧市街が別世界になっているのがいい。そこへ行くのに、…
その昔(心理的には今でも)国際電話をかけるのにはかなりのハードルがあった。 まず料金が高い。それに、相手は日本語をしゃべらない可能性が高い、音質も悪くて聞き取りにくいなど、実際にかけるとなるとちょっと気合いが必要だった。 今の職場に勤め始め…
これもまた特に何も考えていなかったのだが、やっぱりここはイタリアだった。 いや、何も考えていないとはいっても、ひったくりやスリにはかなり注意している。 実際、ミラノ中央駅の自動販売機にまず表示される文言は「スリに気をつけて下さい。使い方を教…
ようやく無事に目的の街、ベルガモに着いた。日本を出てからちょうど24時間くらいかかっている。家を出てからだと30時間近い。 晴れていたのに、ベルガモ駅のホームに降りるまさにその瞬間から夕立で、しばしの雨宿りを余儀なくされる。 疲れた顔でホテルの…
乗り継ぎ時間が長いことがわかっていたので、先延ばしになっている仕事でもしようかと準備をしてきたのだが、疲れて眠いし、とてもそんな気力は湧かない。ふだんだって怠け者なのだから期待する方が無理である。「どうしようもなくヒマだったらするかなあ」…
やっとドバイに着いた。「やっと」といっても、浅いながら長く眠ったようで、2回の食事と映画1つ(3 Days to Kill:ケビン・コスナー)以外はあんまり記憶にない。 2年前に続いてまたドバイになったのは偶然ではないだろう。相変わらず、朝の4時でも、見…
関西空港にいる。もう出国はすませた。クレジットカードのラウンジが21時に閉まってしまったらしいので、その辺のベンチに座っている。目の前には大きく Ciao とイタリア語(ですよね?)で書かれたタリーズコーヒーのスタンドがあり、これも何かの縁かと久…
なんとなくまだ現実感がないのだが、明日からイタリアに行く。 ここに書くと現実感が出てくるかなあと思って書き始めた。 午前中は仕事をして、いったん家に帰って支度をしてから夜に出る。 なんだか一人前の社会人みたいだと思ったが、一人前の社会人は前日…
昨日、「やっぱり車よりバイクの方が乗っていて楽しい。少なくとも、晴れた5月の日であれば・・・」と書いた。 その呪いがかかっていたのか、今朝はさんざんだった。 午前中の方がいいという天気予報。しかも、曇時々晴。 レーダーナウキャストを見ながら、…
水曜日(6月4日)、車にガソリンを入れた。いつものようにノートに記録すると、5月には1度もガソリンを入れていないことがわかった。 これまでそんな月があった気がしないので調べてみると、この13年(つまりは150か月以上)で2回だけあったが、いずれ…