飛行機
シアトルからサンフランシスコに帰ってきた。 着陸するとき、何気なく外を見ていたら、かなり向こうをほぼ同じ高度で飛んでいる旅客機が見えた。 飛行機の窓から他の機体が見えることはそれほど多くないので、興味深く眺めていると、ほとんど真横を同じよう…
どんなに遅くても夜9時までにはホテルにカバンを届けると言われたのに、案の定というか、9時半近くになっても届かない。 From 6 to 9, 9 o'clock at the latest. っていうから、まあどうせ9時になるんだろうとは思っていたのだが、テキはやはり、その上を…
シアトルのホテルに着いた。 新しいライトレイルトランジットができていて、ダウンタウンまで $2.75。 前回、いろいろ問題はあるがまあいいやと書いたアメリカの航空会社が、今度はよくない問題を起こした。 何だか嫌な予感はしていたのだが、そういうのが当…
今回利用したアメリカの航空会社の飛行機に乗るのも、たぶん20年ぶりだ。 当時は何も悪い印象はなかったが、今回は少し違う。 まず、予約した座席を勝手に変えられていた。 毛布からは紛れもなくカビの臭いがし、ヘッドフォンは壊れており、フライトアテンダ…
今日の朝日新聞「赤be」に、ジェット機が着陸する際の逆噴射について書いたコラムがあったので思い出した。 ___ 飛行機の操縦を習い始めてからしばらくして、かなり戸惑ったことがある。 それは、ブレーキがないということだ。 ブレーキをかけて止まれば…
先日の出張から帰る際、伊丹行きの飛行機が欠航になり、関空行きの便へと振り替えられた話の続き? ___ 飛行機が行き先を変更することは、通常、ダイバート(divert)と呼ばれている。 フライトプラン(飛行計画書)には、目的空港に降りられなかったとき…
食事券は1000円だったが、1000円で食べられる食事は空港内にほとんどなかった。 まあ、それはどうでもいい。 予感は的中し、夜の11時を過ぎてから関西空港におろされた。自宅までの道のりには困難が予想されるので、機内では時刻表を借りて入念に対策を練っ…
空港のラウンジにいる。 乗るべき飛行機がこちらに到着していないどころか、故障が発見されて伊丹に引き返しているというのだ。 こちらへの到着時刻になってもまだ伊丹に戻れていないというから、半分以上飛んできてから引き返していることになる。 いろいろ…
阿蘇の外輪山に墜落した小型飛行機(パイパー・マリブ・ミラージュ)の残骸に、カケスらしき鳥が降りてきて止まる様子がニュース映像に映し出された。 その偶然を目にして、何とも形容しがたい気分になった。 無邪気に周囲を見回している鳥は、まさか自分の…
パイロット候補生として採用されながら夢を絶たれつつある人たちの絶望感に思いを致した翌日、国内の旅客機に初の女性機長が誕生するというニュースを読んだ(朝日新聞)。 藤有里(ふじ・あり)さん、42歳。 身長が155cmで、航空大学校の入学基準(当時)に…
大相撲の野球賭博問題で、特別調査委員会の伊藤滋委員長が「琴光喜の処分? やるよぉ。一番のクビだよぉ」などと半ば楽しそうに記者会見で発言したことに絡み、大嶽親方(元関脇・貴闘力)がテレビのインタビューに応じて、「笑いながらクビだとか平気で言い…
お風呂に入る前にちょっとニュースでも見ようと「報道ステーション」をつけると、ちょうどスペースシャトルが大写しになっていた。 何でも、着陸を生中継している最中だそうで、2分ほどつきあうだけで着陸シーンに立ち会うことができた(といってももちろん…
やっとそれなりのニュースになってきたようだが、夕刊なんかの扱いは不当に小さかったと思う。 その時点で、ヨーロッパ8か国において空港のすべてが100%離発着を中止していたというのに。 「英紙フィナンシャル・タイムズは「第二次大戦以来の事態」と伝え…
経営破綻して会社更生法の適用を受け、再建中の日本航空(JAL)の客室乗務員(CA)たちにインタビューした記事が朝日新聞に載っていた。 記事のリードには、「待遇よりも再生に集中」とか「下を向いていてはダメ」などとあり、いかにも職員たちが苦境にあ…
沖縄に発つ朝、成田で貨物機が横転・炎上したというニュースをネットで見た。 飛行機が横転?? これが羽田とかだったら、機材繰りの関係で伊丹から沖縄へ飛ぶ便も影響を受けたのだろうが、国内線にはほとんど影響がなかったようで、大阪空港は完全に平静だ…
今月下旬、沖縄に出張することになった。 ところが、予算が足りないので不可能だと言われる。 少なくとも往復の航空運賃を、そのための旅費として確保した予算でまかなえないと、出張できないというのだ。自腹を切ってもダメなのだそうである。 担当者は「ぜ…
いない野鳥を探しながら、川沿いの谷をのんびりと平和に歩いていると、低音でドスの利いたヘリのローター音が上空から聞こえてきた。 相当大きな音である。しかも何だかハモっている。 おそらくは、メインローターが2つある、自衛隊の輸送ヘリだと見当をつ…
ご好評をいただいております(笑)「戸惑う被写体」に加え、新アルバム「Look, Up in the Sky」を作成しました。 今後、飛びもの関連はそちらに上げていこうと思います。引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。(サイドバーのタイトル文字が L …
朝5時半ごろに目が覚める。滅多にないことだが、逆に言えばたまにある。何なのだろう? 昨夜も寝たのは真夜中を過ぎていたのに。 6時近くなっても眠りに戻れそうにないので、諦めて起き出す。 ブランフレーク(笑)にヨーグルトと牛乳をかけて朝食にし、こ…
岩手・宮城県境あたりを内陸型の地震が襲った。 ニュースを見ていてもどかしいのは、「上空からではどういう状況かわかりません」というヘリコプターからのリポートである。 発生から時間も浅く、誰も救助に入っていないのは「上空から」でも明らかにわかる…
使い残した有給休暇を取っている。 昼前に起き出したのだが、あまりにも天気がよくて風もなさそうなので、久しぶりに飛ぶことにした。今年の飛び納めである。 初詣ではないが、飛び納めが飛び初めとか、飛び初めが飛び納めとかにならないよう、これからもが…
こういうのも、蟻の一穴というのだろうか。 たかがボルト1本きちんと締めていなかっただけで、100億円近い飛行機と旅客の荷物が灰になり、周囲に大きな影響を及ぼすのだ。 下手をすれば百数十人が焼死していたのだから、まあその程度!ですんでよかったんだ…
一昨日、那覇空港で中華航空機が炎上した。 乗客乗員全員が無事で、小さな消火器で勇敢に炎に立ち向かった整備士も軽傷ですんだことは、何よりも喜ばしい。 だから言えるのだが、非常におもしろいことが3つあった。 一つは、「乗員4名が取り残されている」…
やっぱり・・・というべきか。 なんと「4年間の学費は約1150万円」(sankei.co.jp)だという。大学卒業+自家用操縦士でこの費用。 「大学側は「実習での海外留学の滞在費などが不要なので、高くない」とみている」(同)というが、どう見ても高い。 普…
法政大学が、2008年度に新設する理工学部にパイロット養成コースを設けると発表したそうだ(asahi.com)。 なんでも、「4年間で自家用免許の取得を目指す」という。 はぁ? お金さえあれば、どこの大学に通っていようが、1年の夏休み2か月で自家用免許は…
ずっと以前、ラジコンのことを書いたことがある。子どものころは決して手に入らなかったラジコンがすっかり身近になった。 とはいっても、レーシングカーだの戦車だの、地面の上を走るものばかりだった。 飛行機やヘリコプターなど空を飛ぶものは、墜落→破損…
昼ごろ起き出してぐだぐだしていたのだが、外はきれいに晴れて空気が澄んでいる。風もない。 こんな日にこそ飛ばなければならないのだが、たぶん航空身体検査が切れているだろう。午後も2時を過ぎてから出るのも億劫な気がする。 一度下へおりて、身体検査…
「奇跡的にも、大きな損傷はなかったという・・・」 もったいぶってゆっくり話す、『報道ステーション』のナレーションである。 どうしてこういう馬鹿なことを言うのだろうか。この後、同じ番組内ですら、パイロットが規定通りごくふつうに操縦すれば99%危…
とうとうやっちゃいましたね、ボンバルディア DHC8−Q400。 まあ、こういう書き方ができる(=かすり傷を負った人さえゼロ)のがせめてもの救いだ。 以前から各種マイナートラブルが続き、利用者の間でも悪評が定着してきた感のある機材。今回の事故で、いよ…