●奇跡的??

 「奇跡的にも、大きな損傷はなかったという・・・」

 もったいぶってゆっくり話す、『報道ステーション』のナレーションである。

 どうしてこういう馬鹿なことを言うのだろうか。この後、同じ番組内ですら、パイロットが規定通りごくふつうに操縦すれば99%危険はないと専門家が発言しているのだ。

 天候にも比較的恵まれていたのだから、これで機体が大破したりする方がよほど奇跡的である。↓に書いたとおり、消火剤をもっと適切に撒いておけば火花さえ出なかっただろう。

 「大きな損傷でもあればもっと騒げたのに」という本音の裏返しなのではないかというのは穿ちすぎだろうか。

 いずれにせよ、まったくもう、マスコミというヤツは・・・