環境・自然

■裏切り行為

ドイツのフォルクスワーゲンが不正な手段で環境基準の検査をクリアしていたとする調査結果を、アメリカの環境保護局(EPA: Environmental Protection Agency)が発表した。 ディーゼルエンジンの車に特殊なソフトウェアを組み込み、検査の時だけ基準を達成す…

■車中断想 ──鉄路と道路

北海道の大部分においては、鉄道はもはやその使命を終えつつある。というより、すでに終えているのかもしれない。 国鉄の民営化やその後の経営難に伴い、多くの路線が廃止されたが、「本線」と名がつくようなルートでも、上下合わせて一日に16本というのがス…

★キタキツネとエゾシカの争い

いえ、二者はたぶん争わないと思います。そうでもないかな? ___ ずっと道北道東を走ってきて、ここ富良野に着くと、その文明開化にびっくりした。富良野ってこんなに街だったっけ・・・ 3回目なのだが、前は街中を通らなかったのかな? ずっと、牧草地…

★知床五湖のタマゴタケ

★夜の知床峠

結局行ってきました、夜の知床峠。 結論からいうと、無駄に往復しただけに終わりました。 出会ったのは、シカとキツネそれぞれ一頭のみ。後者は轢いてもおかしくないタイミングでした。 曇りがちだったのですが、月齢11.5の月を厚い雲が覆い隠し、一方では星…

★行き当たりばったり

家族で行く海外旅行ですら行き当たりばったりなんだから、ひとりで行く国内旅行など、推して知るべしである。 それにしても・・・ ちょこちょこと道草は食ったものの、今日はほとんど移動日になり、夕刻、知床半島に着いた。 9年前とはいえ、まだ記憶に新し…

★道の駅にまでキタキツネ

★ウトナイ湖の野鳥サンクチュアリ

素晴らしい環境なのだが、惜しむらくは新千歳空港のファイナル(着陸最終進入経路)直下に位置すること。ひっきりなしに轟音が響く。 まあ、仕方ないかなあ・・・

★ロシアに沈む夕陽

●バイク&ハイク(その3:天狗塚)

まさかの3回目にして、やや本格的?なハイキング。天狗塚(先週は天狗「岩」です)。 それほど高低差のない尾根筋を行くはずが、まさかの猛烈アップダウン。 登りは壁、下りは崖である。 いや、尾根筋には違いないのだが、地形図を見慣れていないものだから…

●105万分の1

夜寝るのが遅かったというのに、朝7時前に起こされる。 なんでも、就職試験のために出かけた息子が自宅最寄り駅までバスに乗っていったところ、JRが全面運休していて復旧のめども立っていないという。 そんなことなら、試験も延期になるか、最低でも遅刻…

◆ないものねだり

年に何日もないような清澄な空気。 街も山も、本来の彩度を取り戻したかのような色彩に覆われ、木々の緑は言うにおよばず、家々の屋根や壁までもが新鮮である。 季節は初夏になっているので寒いわけではないが、「冴えかえる」という春の季語は、こういう日…

■All Seasons but Fall

ふと思い立って北へ向かった。 4年前と同じように、北へ行くほど、また、標高を上げるほど季節はどんどん逆戻りしていく。 木々の葉はだんだん小さく色も薄くなり、ついには雪山の中の冬枯れた木立になる。 桜の花は徐々に花びらを取り戻し、とうとう満開か…

★桜三昧

どこか遠くへ出かけない限りは今年最後のチャンスになる。 そう思って、追い立てられるように花を愛でてきた。バイクで家を出てから8時間、うち、7時間は走っていたと思う。 白から深紅まで、咲き具合も枝ぶりもさまざまな数百本、いや、もしかすると千本…

★桜が美しすぎて・・・

小雨模様の花冷えだが、ぼやぼやしていると過ぎ去ってしまう。 午後から車で京北町方面へ観桜に出かけた。 一応目的地はあるものの、いうまでもなく Cherry Blossom's Everywhere !(かつて嵐山で聞いたことば)である。 もっとも素晴らしかったのは、通りが…

◆「立春」への無理解

いささか旧聞に属するが、2月15日の朝日新聞「天声人語」は次のような文章で始まっていた。 立春を過ぎれば冷え込みは余寒だが、「余りものの寒さ」とはいかず、今年も名ばかりの節目である。2月という月は、暦の上では春ながら、実のところは冬がきわまる…

■ホワイト元日

2015年1月1日。 午前、家人の実家でお節料理をいただき、いったん帰宅して年賀状を書いた後、録画されていた「超踊る!さんま御殿!!」を見ながらソファーに横になっていた。 そろそろ向こうに戻ろうかなと思って起き上がり、何気なく外を見ると一面真っ白…

■これが日本の「全力」か

昨日召集された第187臨時国会において、所信表明演説に先だって御嶽山の噴火に触れた安倍首相は「救助活動に全力を挙げる」と述べた(sankei.jp)。 だが、救助活動は遅々として進んでいない。 いや、噴火活動や天候が救助・捜索活動を許さず、待機せざる…

★ひとごと

能登半島の輪島に行ったとき、「能登半島地震」による被害とその後の復興への言及が多いのに気づいた。 ある漆塗りの店は、全壊から再建して今に至ったということを積極的に広報していた。 まことに心苦しく申し訳ないのだが、当初は「能登半島地震? そんな…

★二年連続で雨に祟られる

去年の旅行では雨に泣かされた。 今年もずっと「大気の状態が不安定」とか言われ続けている。前半はまだマシだったのだが、肝腎の立山や黒部峡谷を訪問する後半になってからはずっと曇りか雨だ。 それでも、長い雨宿りの後、室堂平(標高2450m:セーターを…

★なぜか豊作

玄関先に葡萄を植えている。デラウェアと巨峰。 それがたぶん、これまでで一番の豊作になっている。いずれも立派な実がなり、どうかすると市販のものよりおいしい。 完全に無化学肥料かつ無農薬。 というより、肥料は一切やっていないし、水さえやったことは…

★萌えいづる春

昨日まで花ばかり見ていたからだろうか、今朝初めて、周囲が新緑に溢れているのに気づいた。

★花冷え again

もう寒くならないのかと思っていたら、今日も午後から本格的な花冷えになった。 やっぱりゴールデンウィークが終わるくらいまでは油断できないか・・・

★24℃

ここ大阪北部は桜もそろそろ終わり、今日などは初夏の陽気。 正式な気温は何度だったのか知らないが(今調べると京都市で最高気温が24.2℃だった)、車外温度計は夕方でも24℃を指していた。 もう冬には逆戻りしないだろうか。 あ、でも、ちょうど30年前のゴー…

★花冷え

花冷えの定義そのもののような日。 それぞれの時候に適切な名前を持つ言語の伝統を思う。 ___ 真冬の格好でバイクに乗ると、暑くもなく寒くもなくて快適だった。気温は10℃〜11℃くらいだったようだ。 そこここを桜が彩っているが、あいにくの花曇り。

★桜吹雪

昨日はまったくといっていいほど散っていなかった桜が、昨夜の雨から始まった試練にさらされ、朝にはもうかなり花びらを落としていた。 昼間は強風。 玄関先に散っていた桜が、夕刻には積もるほどになっていた。 「桜吹雪」という言葉が自然に浮かんできた、…

●春っ!

昨日いろいろ書いたので短く・・・ なんかもう、そこら中が春っ! バイクでどこかへ出かけたかったのだが、今年度最終日なのでそうはいかない。明日も新年度初日だし・・・ ___ 毎年繰り返すことなので深い感慨にふけるわけではないが、今年度は特に多く…

●わずか1週間で

暖かくなるということだったので、先週末、久しぶりにバイクでツーリングに出かけた。 10月末に曽爾高原で寒さに震えてからほとんど5か月ぶりだ。 その間もなるべく乗るようにはしていたのだが、計1300kmほど。1か月で300kmにもならない。 それが、今回は1…

●春だと思ったら3月

あいにくの曇り空だが、雨が降らないうちにとバイクで走りに出る。 玄関を出ると、黒々としていた土の一部が黄土色に変わっていて、何かと思ったらアリが3つほど大きな巣穴を作っていた。 今までどこで何をしていたんだろう。 昨日と違ってそれなりに寒い。…

◆20年ぶりの積雪量(ただし東京)

いろいろ被害に遭っている方々には申し訳ないが、積雪と聞くとやはりわくわくしてしまう。 とはいっても、ここ大阪北部は雪化粧程度で、昼過ぎには屋根の雪すら消えてしまった。 以前からの予定で楽しみにしていた年に1度の鳥見も中止になってしまったが、…