●バイク&ハイク(その3:天狗塚)

 まさかの3回目にして、やや本格的?なハイキング。天狗塚(先週は天狗「岩」です)。

 それほど高低差のない尾根筋を行くはずが、まさかの猛烈アップダウン。
 登りは壁、下りは崖である。

 いや、尾根筋には違いないのだが、地形図を見慣れていないものだから、等高線の間隔がどの程度だとどのくらいの勾配なのかがピンとこないのだ。
 かなり緩やかなのんびりした道に見えたのだけれど、周囲の谷が急すぎるだけのことだったらしい。

 今見ると、車の走る道などは、ほとんど等高線と交わることなく、並行して走っているのがよくわかる。
 それでもけっこうなアップダウンなのである。

 まったく大した距離は歩いていないのだが、個人的にはほとんど限界だった。「熱中症」とか「転倒」とか「滑落」とかいう文字が何度も脳裏をよぎる。

 バイクを駐めたところまで戻る気力がなく、帰りの半分弱はバスに乗ってしまった。何をやってるんだか・・・

 山上の気温はやはり22℃。

 風がない分、歩いていると先週よりかなり暑く感じたが、少しの間だけバイクジャケットを着ないで走ってみたら、冷えた空気が火照った体をみごとに冷やしてくれて快適だった。

 ヒグラシの声が増え、あじさいはまだ盛りを保っている。
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 それにしても、出会った20組ほどのハイカーのうち、16人(←16/20)くらいが年配の男一人。

 みんな孤独なんだなあ・・・ この暑いのに一人で山を歩いて楽しいのだろうか。

 人のことは言えないけれど。