■キャンプ用発電機 !?

 「キャンプ用にお手軽発電機」が「ヤマハから」発売されたという(asahi.com)。それでも重さは32キロ。それはともかく・・・

 「調理家電を持ち込んで料理の手間を省くなど、自宅にいるような感覚でキャンプを楽しむ人が増え」「キャンプ場でも家電製品が使われる傾向に目を付けた」(同)というのだが、みなさん、どう思われますか。

 そもそもキャンプとは、などと大上段に構えて言うつもりはない。だが、発電機というのは要するにエンジンである。騒音をまき散らし、排気ガスを出す

 周りに誰もいない場所でキャンプするならともかく、人のいる場所で発電機なんか動かされたら、とんでもない大迷惑である。

 焚火を囲んで虫の声などを聞きながら静かに語り合っている横から、騒音と排気ガスで攻撃されたのではたまったものじゃない。我慢を強いられればせっかくのキャンプが台無しになるだろうし、我慢しきれなくなればトラブルの種にもなるだろう。私ならたぶん、我慢できない。

 ヤマハにはぜひ考え直して欲しい。ヤマハのバイクを乗り継いできた(実に5台も買った)が、こんなものを発売するなら、もう2度とヤマハの製品は買うまい。

(それにしても、asahi.comの記事も朝日新聞の記事も、この「公害」に触れていないのを不思議に思う。だれでもすぐ思いつきそうなことなんだけど)