■謎の旋回

 今ごろになって今年6月以降のGPSデータをパソコンにコピーした。
 旅行などに出た際、自分の通った軌跡がわかるように、デジカメの機能を使って記録しているものだ。

Photo 軌跡を Google Earth 上に再現すると、イタリア出張に行った際の帰りの飛行機が奇妙な軌跡を描いているのを発見した。
 ドバイから関西空港に帰る途中、タクラマカン砂漠の上で3回も360°旋回をしているのだ。

 まっすぐ飛ぶべき航路のど真ん中で、こんな無駄な飛行をする理由がちょっと思いつかない。

Detail 高度処理かとも思ったが、空港の近くならともかく、こんな何もないところであれば、まっすぐ飛びながらでも十分可能なはずだ。
 砂漠上だから、避けるような雲もないはずで、万一あったとしても、針路を右か左に振るほうが理にかなっている。それに、3回もぐるぐる回った後、もとの針路で飛行を続けているのだ。

 進むべき空域への連絡がうまくいかず、入域許可を待たされたのだろうか。中国(新疆ウイグル自治区)の国境はすでに越えているのだが。

 まさか、何かの陰謀とかスパイ行為とか(笑) それにしても、何もない砂漠の上・・・

 どなたか、この謎の答をご教示ください。