■旧東欧ネット事情

 今回の旅行で泊まったホテルのほとんどで、Wifi が無料で自由に使えた。
 1度だけ高級ホテルに泊まったときは、室内での利用は有料だったが、ロビーなどでは無料だった。

 が、快適に使えたことは稀であった。

 つながらなかったり、つながらなくなったり、とても遅かったり、電波が弱かったり・・・

 いわゆる快適にさくさくと・・・という記憶は一度もない。強いて言えば、上記高級ホテルのロビーだけだろうか。それとて、速いとはいえないスピードだった。

 旧東欧諸国のホテルで、ネット環境は期待しない方がよい。Free Wifi と誇らしげに書いてあっても、使いものになることの方が珍しかった。
 もっとも、われわれの泊まったホテルが安めの宿ばかりだった(基本、朝食付き3人で5000円〜8500円ぐらい)ことが影響しているのかもしれない。

 あ、しかし、2年前に仕事でパリに行ったときの中級?ホテルでは、滞在していた1週間近くの間、結局一度もネットが使えなかった。

 「旧東欧」などと区別しなくても、ヨーロッパのホテルのネット事情はどこも似たようなものなのかもしれない。
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 こういう駄文をものするためではなく、必要に迫られてネットを使うはめになったプラハのアパートメントの環境が最悪だったのは辛かった。

 何とかだましだまし断続的にネットに繋げながら、その昔(15年以上前だろうか)、「調子が悪い」「相性が悪い」「コンフリクトが・・・」「暴走した」「ハングアップ」「フリーズ」などと言いながら、それなりの熱意を持ってコンピュータやインターネットと辛抱強く付き合いつづけてきたことを、ほろ苦く思い出していた。