★Due Process

 駐車違反通告への異議申し立ては認められ、penalty を支払う必要はなくなった。ヽ(^-^)/

 「こんなことをしても無駄だろうなあ・・・ 形だけ異議を受け入れたことにしておいて、結局は却下されるに決まっている」という思いと、
 「もしかすると状況を考えて認めてもらえるかもしれない」という思いとが交錯していた。

 実際には、within 5 business days どころか、次の日である今日の夕刻には、「慎重に調査した結果、申し立てを認め、これ以上手続きを進めない」旨の返事をもらった。

 ネットで手軽に申し立てた異議がきちんと吟味され、即座に対応されることには驚きすら覚える。

 こういうのを、due process というのだろう。
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 日本における昨年度末のスピード違反冤罪?はえらい違いだ。あの時、取り締まりに当たっていた警官は、「いくら不起訴なんかになっても、点数は自動的(!)に引かれるからね」と言い放った。「結局は、金を払うか払わへんかの違いだけや」とも。

 異議申し立ての制度もあるらしいのだが、認められることなんかありえないという口ぶりだった。
 そもそも、自分の点数が引かれているかどうかすら、料金を払って証明書を取らないとわからないというのだ。

 検察から音沙汰はない。おそらくは不起訴ということで片がついたのだろう。
 したがって、やったかどうかわからない「速度違反」について、行政的には違反事実が記録され、「自動的に」引かれているだろう点数のせいで、次回免許更新時にはゴールド免許ではなくなる可能性が高い。

 そうすると、自動車保険料も高くなり、それが5年続くことになる・・・
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 異邦人のつたない訴えをまともに取り上げて対応してくれたバンフの町当局者には敬意を表したい。文章はやや杓子定規ではあったが、それでも、単なる「お役所仕事」でなかったことは、結果が物語っている。

 支払う必要のなくなった penalty で、「祝杯」をあげようと思う。こういうときにお酒が飲めないというのは、ちょっと情けないけれど。