★おいしいブドウ
すっぱいブドウを書いてから2週間あまり。とうとうブドウがおいしく熟した。
もちろん、市販のようにはならず、同じ房に熟れたのやら緑のやらしぼんだのやらが混在するのだが、熟れて葡萄色になった実はみごとにおいしい。
完全無化学肥料で無農薬。というか、どんな肥料もやったことはないし、水すらほとんどやったことがない。玄関に置いてある除湿器に水がたまったら、それを捨てる場所としてたまにブドウの場所を利用した程度だ。
あれほどほったらかしでこれほどおいしいブドウになるとは、何と親孝行?な奴だろう。これまでさんざん、ゴリゴリだとか酸っぱいだとか萎むだとか言って申し訳ない。素直に反省しておいしくいただきます。
で、やはりマスカットではなく巨峰だった。巨峰も熟れる前はマスカットに見えるのだ。もう1種はやはりデラウェア。何の処理もしていないので種有りなのもご愛敬である。
どちらもおいしい。
市販の巨峰によく見られる、無理に作ったような甘ったるさはないが、やや野性味の残るすがすがしい甘さを持っている。
今はほったらかしで地を這う雑草と化しているのだが、その頑張りに報いるため、来年は小さなブドウ棚でもつくってあげようかなという気になってきた。
企画倒れに終わるとは思うのだが・・・