★がんばれ、ドトール

 せっかくエントリに書いたついでに、ドトールコーヒーにタバコの煙への善処を求める意見を送った。ここに書いたことをコピペすればいいのだから、ほとんど手間はかからない。ウェブサイトから簡単に送れる。便利な世の中になったものだ。
 逆に、受け取る方としては大変だろうと同情もする。すみません、忙しいときに。

 返事は概ね満足できるものだった。いや、人生において過去に数回、苦情の手紙やメールをしたためた者の狭い経験の範囲では、今回の対応が最善であったと断言できる。
 前言撤回、これからは、もっとドトールコーヒーをひいきにしたいと思うので、ぜひ、タバコの煙問題の解決に取り組んで欲しい。

 返事は、
 1.実際に対応した人物の個人名入りで
 2.実地に調査を行った上
 3.私が苦情を出すに至った現状を認識し
 4.そこへ至った経緯を説明し
 5.原因をつきとめ
 6.具体的な改善策を提示する
という念の入ったものだった。6に関しては、当面の手当と将来の対応の両方が書かれている。
 もちろん、たまにしか行かない私のような客へのお礼の言葉や、今回の件に関するお詫びも入っている。ビジネスレターだから雛型はあるのだろうが、即座に行動を起こし、丁寧なメールを書いていただいたことに感謝と敬意を表する。
 「改善指導を行っておりましたことでお返事が遅くなりまして申し訳ございません」とあるが、なんのなんの、私が返事を読むまででも3日しか経っていない。大したものである。
 ただ、空調も換気も入居しているビルに備え付けで、店舗独自では調節ができないというところに根本的な問題がありそうだ。古い建物だから仕方ない面もあるのかもしれないが、何とか工夫して改善してほしい。

 実は、NHKにも別件で意見を送った。やはり、ここに書いたことをコピペするだけだから簡単だ。が、こちらの方は、無視されたのかと思った頃(1か月後)に、グループ名で型どおりの挨拶が来ただけ。内容を見ると、指摘に関する言及は一切なく、誰がどんな意見を送ってきても対応できる「万能」の文面になっている。やる気のなさが横溢する返事だ。こんな返事なら、さっさと自動返信にでもすればいいのに。さすが、「皆様のNHK」である。

 閑話休題

 スターバックスは室内全面禁煙、シアトルズベストコーヒー(SBC)の分煙にはそれほど不満を感じたことがない。タリーズコーヒーには行ったことがないが、SBCよりも徹底した分煙が行われているらしい。
 シアトル系ではないのかもしれないが、この分野のコーヒーショップの先駆者としてのドトールが今後どういう対応を取ってくれるか、厳しく暖かく見守っていきたいと思う。健康の問題というよりは、コーヒーの香りや味に影響する問題であり、それはコーヒーショップにとって看過できない問題であるはずだから。