●陽はまた沈む

 ↓の金星と木星、ネットで調べてみると、けっこう有名なんですね。まあそりゃそうでしょうね、見たときはほんと、驚きましたから。何でも、金星はマイナス4等級で、木星もマイナス2等級に近いそうです。
 最接近は、私が見た日の午前11時。あるサイトに「青空の中だが、見えるだろう」って平気で書いてあるのにも驚きました。月と金星は太陽が昇ってからでも(あるいは沈む前でも)十分見えるのは知っていましたが、いくら何でも11時・・・ しかし実際、金星の方は真っ昼間でもはっきり見えたそうです。

 さて、今回の旅行では、もう一つの天文ショー?を経験しました。皆さんは、1日に日没を何回見たことがありますか。って、質問の意味はわかります?
 日の出はほとんど見たことがありませんが、日の入りならそれなりに見たことがあります。でも、1日に3度も太陽が沈むのをじっくり見たのは初めてでした。考えたこともなかったので、そういうことが可能なことすら気にしていませんでした。

 高速道路を車で移動中に、山の端に日が沈みます。ゆっくりと綺麗に沈んでいくのを鑑賞してしばらく走ると、さっきとは逆の方向にまん丸な太陽がまだ沈まないまま空に浮かんでいます。それも山に沈むのを見送って、トンネルを抜けてカーブを曲がるとまた太陽・・・ といった具合で、沈んでいく太陽をまるまる3回も見ることになったのでした。
 考えてみればさして珍しいことでも難しいことでもないのかもしれませんが、日没を見ること自体もそんなに多くはないので、おもしろい経験ではありました。

 天体ショーといえば・・・ おそらく、ほとんどの皆さんが経験したことのない、ものすごい経験を私は持っています(大袈裟だな)。あの感動を言葉で伝える自信はないのですが、その話はまた明日にでも。