●バイク&ハイク(その2:石の宝殿と天狗岩)
台風が去って3日目にやっと台風一過。
2度目が危ぶまれた「バイク&ハイク」の2回目が敢行できた。自分を褒めてやりたい(笑)
ほとんど歩かなかったけれど。
今日は六甲山系の「石の宝殿」と「天狗岩」。山上はやはり22℃くらいで快適だ。
天狗岩はやや風が強かったものの、そのお蔭もあって視程は抜群、関西空港から明石大橋の主塔まで一望できる。
先客がいて、服装から見てそうかなとは思っていたのだが、なんと下から山道を走って登ってきたとのこと。問わず語りで知った年齢は私と同じ。
ここはともかく、下界は暑いはずだ。途中一度も休憩しなかったというのだが、私だったら歩いてでも無理な所業である。
とても同じ人間とは思えない。
そうこうしているうちに、初老の女性数人のパーティ。
毎週のように山に登っているというので、すごいなあと思っていると、夏山のトレーニングのためだという。「夏山」というのはたぶん日本アルプスとかのことを指すのだろう。
メンバーのうちの1人もトレイルランをするということで、先客とその話で盛り上がっている。
次に来たのはMTB(マウンテンバイク≒自転車)の男。タイヤの空気を抜きはじめたので、まさかこの急な階段の尾根を下っていくのかと思っていると、とりあえず担いで降りていった。
山道を走ってきた男が、「ここは急だし、雨で階段が崩れたりしていて危ないですよ」と言うような道なのに。
バイクで登ってくるような軟弱な奴は私だけである。
先客も、7年前に運動を始めたときは、歩くのもやっとだったと言っていた。
バイク&ハイクを始めた私も、7年後には山道を走れるようになっているのだろうか。
ありえない・・・と思いつつも、せめてハイキング程度はふつうにできるようにならなければと、また同じようなことを考えるのだった。