◆iPhone 6 Plus で片手入力

 iPhone 6 Plus を手に入れてからまだ1週間しか経っていないが、大きさには完全に慣れ、iPhone 5 を見ると「ちっさっ!」と驚くくらいになってしまった。これくらいまでの大きさなら明らかに大きい方が快適である。
 5では絵に描いた餅であったauの LTE エリアをフルに利用できるのもよい。奈良県黒滝村でも天川村でも LTE ばっちりなのには感心した。

 現在のところ、唯一の大きな不満は、安っぽいビビリ音のようなバイブの振動のみ。パターンを変えてもどうにもなるものではなく、どうしてこんな、壊れかけのスピーカのような音を出すのか理解できない。私のだけかとも思ったが、どうもそうではないようだ。

 それとは別に、「片手親指入力ができない」という、ヘビーユーザにとっては大きな問題が存在する。私自身はそれほど大量の文字を入力することもないし、両手で使ってもいいので、特に不満には思っていないが、切実な問題である人も多いだろう。

 この「片手親指入力ができない」問題は、実は簡単に解決できる。
 あ、いや、個人的に解決できるわけではないのだが、iOSのアップデートか何かでやれば、難しいことではないと思う。だれか影響力のある人が Apple に要望すればあっさり改善されるのではないだろうか。

 その方法は、入力パッドを右下隅か左下隅に小さめに表示できるような設定を用意することである。前者は右利き用、後者は左利き用だ。
 誰でもすぐに思いつくようなことなので、どうして Apple がそうしなかったのか疑問に思う。
 最初は何か技術的な問題があるのかなとも思ったが、よく考えれば(というか、考えるまでもなくふと思い出したのだが)、すでに iPad では小さい入力パッドが表示でき、位置も上下に変えられるようになっている。あれでいいのだ。

 どなたか、Apple に影響力のある方、ぜひ要望を出してください。iOS 8.0.3とかで、すぐに実現するかもしれません。