★不思議な山里カフェ
体調を崩しながらずっと仕事という週末を経て、月曜は祝日。
昨日の晴天は恨めしかったが、仕事の都合的にも体調的にも家を一歩も出なかった。
今日は引き続きの晴天で、居間にいると小春日和である。思い立って、先日見かけた農家カフェに昼食をとりに行くことにした。
とはいっても、スタートは13時20分。場所だってちゃんと覚えていない。バイクで無意味に走り回らなければ決して知らなかったようなところにあるのだが、通った道は把握しているので、そこを走れば見つかるだろうと思った。
だが結局「ここまでのどこかにあったはず」のところまで行っても見つからず、来た道を引き返す。「もしかして」とは思っていたが、案の定というか、ちょっとしたショートカットが仇になって、肝腎の所を通らなかったようだ。
少し遠回りして無事見つける。もう15時が近い。
車もほとんど通らないような府道沿いにある農家がそのままカフェになっている。おそるおそる入ると、10人ほどが集まって、何やら藁を編んでいる。最初は草鞋でも作っているのかと思った。
内部は古農家的にオシャレである。トイレの設備は近代的だが、暖炉で薪が燃えていて囲炉裏もある。
メニューはそれほど魅力的とは言えないが、必要十分だ。冬枯れた山里を見ながら、遅い昼食を楽しむ。
会話から、藁で作っているのは注連縄だとわかった。そりゃそうですよね、あと1週間ほどでお正月だもの。
地元の人たちらしいのだが、どうも皆さん、注連縄を自分で作ったことがないらしい。今日は講習会のようである。
周囲は田んぼだらけで、藁なんて掃いて捨てるほどというか燃やしてもなくならないほどあるだろうに、やっぱり街まで車で出てスーパーで買ったりしてるのだろうか。
「思たより簡単にできるもんやな」とか言っている。
家人は例によって仕事なので、一人である。それでも、久しぶりにほっこりのんびりと楽しめたような気がした。
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驚いたのは、ネットにまったく情報がないこと。帰宅してからパソコンで検索してもゼロ。
このエントリが世界で初めて(笑)のインターネット情報になるはずだ。近くの方はぜひお出かけください。
店 名:あたご屋
所在地:京都府亀岡市西別院町犬甘野寺尾18
(2013年3月営業開始ということで、Google Street View ではまだ普請中です)
営 業:木・金・土・日(8:00〜17:00)
(今日やってらしたので、たぶん祝もやってます)
駐車場4〜5台有