★とうとう149歳

 東大阪市で、生きていれば149歳という人の戸籍がそのままになっているのが見つかったという(夕方6時のテレビニュース)。

 文久元年(1861年)生まれだというから、森鷗外よりも1つ年上ということになる。

 このままどこまで「長寿記録」が伸びるか、ちょっと楽しみになってきた。
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 今回の問題が発覚する前、職場のクライアントたちに、「各種統計がしっかり管理されているかに見える日本のような国でさえ、実は非常に杜撰な数値の管理しかなされていない。まして、多くの国では統計上の数字がさらに信用できないので、そういうことも勘案しながらものごとを考えなければならない」などという話をしたばかりだった。
 いいタイミングでこの問題が話題になったわけだが、彼(女)たちは「なるほど、こういうことか」と思ってくれているだろうか。

 まあ、いくら数が増えようと「誤差の範囲」ぐらいには収まるとは思うが、たとえば北海道の旭川市では、75歳以上の高齢者の1%以上が所在不明の「可能性がある」という報道もあり(asahi.com)、もしほんとに所在不明だとわかったとすると、どこまでが「誤差」といえるのか問題となろう。

 旭川では100歳以上の所在不明者はゼロだという。それでもこういう数字になるのだから、各自治体は65歳以上ぐらいまで年齢を下げてきちんと調査すべきだろう。年金受給との関係もあるし。
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 それにしても、ほんとに150歳まで生きられたらいいなあ・・・と思う。

 Man is mortal...

という、大昔に習わされた英語が思い出されて、ちょっとやりきれなくなる。