★今さらのリコール

 車のリコールの知らせが届いた。初めてである。

 読んでみると、まだ新車のころ、問題があるとか言って替えた部品のような気がする。

 今までリコール隠しをしてたのかな?
 いずれにせよ「自分の車はもう替えているので大丈夫だろう」それに「今連絡しても混んでいるだろう」と思ってしばらく放置していたら、営業の人から電話があったので、念のためディーラーに連絡してみた。

 すると、どちらにしても確認して(国土交通省に?)届け出なければいけないという。仕方なく行って診てもらうと、対策前の部品がついていたということで、交換してもらった。

 新車のころ替えたというのは私の勘違いだったのだろうか。それとも、替えた部品もまたダメだったのだろうか。

 交換したのはイグニッションコイルである。

 交換後、車に乗ると、心なしか低回転時のトルクが厚くなっている気がした。今までスタートがもさっとしていたのに、何だか背中をちょっと押されるような感じがするのだ。
 2千回転を越えたあたりの上昇も軽くなったような気がする(3千回転以上回すことはほとんどない(笑))。

 「気のせいかな」と「おそらく間違いない」の中間ぐらいだ。

 せっかくだから、良くなったのだと思いたい。

 でも、だとすると、これまで7年、8万3000キロ以上、調子の悪い車に乗っていたことになる。
 まあ、当該部品がみんな不良品というわけではなく、個体差が大きかったということだし(ほんとかな)、わかるかわからないかぐらいの違いなんだけど。

 何か大きな問題でもない限り、今の車には、20年、20万キロは乗ろうと思っている。
 そんな私だから今さらのリコールでもありがたいが、たとえばこの冬のボーナスで買い換える人なんかは、結局ずっと欠陥車?に乗っていたことになって、複雑な気分だろうと思う。