■華麗なる恋の舞台で

 たまに題名を日本語に訳していると思ったら、何という邦題をつけるのだ。

 これはそういう話ではない。ロンドンの舞台女優の強烈な自我の物語である。

 それでも、柔らかく優しく上品にも振る舞えるところが女優なのか。

(Being Julia, 2004 Canada, U.S.A., Hungary, U.K.)