★国交省、出先機関の運転手代に167億円

 地方整備局など出先機関の公用車の運転のため、国土交通省が2006年度に167億円を支出していることがわかったという(朝日新聞)。

 ケタを間違っているんじゃないかと思った。167億円ですよ。1年間で。

 運転手付きの車に乗れる身分の役人が、「出先機関」に何人いるのだろう?

 そういう偉いお役人様1人あたり、たとえば年間100万円を運転手代として使っているとすると、そういう人が1万6700人存在するという計算になる(計算機の表示桁数が足りなくて困った。計算苦手なのよ)。

 繰り返すが、国交省の「出先機関」の職員のうち、1万6700人(そんなにたくさんの職員が存在するんだろうか?)が1人あたり年間100万円を運転手代として使っていることになるのだ。

 もちろん、1670人が、1人あたり1千万円使っているのかもしれない。

 どちらにしても、その中間にしても、・・・あるいは人数がもっと多かったり1人あたりの金額がもっと大きかったりするにしても、

 あまりといえばあまりな無駄遣いではないか。道路特定財源の無駄遣いが目に余るとはいえ、さすがにこれほどひどいとは思っていなかった。

 国会で取り上げられたからニュースになっているのだが、朝日の報道はほとんどベタ記事である。メディア各社はもっともっと大々的に報じてほしい。
 それとも、これほどひどいのがあまりにも多すぎて、いちいちニュースにしていられないのだろうか。