■昼食ジプシー

 今からだともう一昨日ということになるが、久しぶりに「昼食ジプシー」を経験した。

 昼ごはんを食べるところが思いつかず(に恵まれず)、昼食を求めて彷徨うことを個人的にそう呼んでいる。
 「ジプシー」が差別用語らしいので「昼食ロマ」とか「昼食バガボンド」とか呼んでもいいのだが、どうもしっくり来ない。「バガボンド」は差別用語じゃないのかな?

 まず、最近贔屓にしている寿司屋に行く。豊中から茨木なので、かなりはるばる・・・という感じである。
 先客10人。カウンター席はガラリと空いているのだが、何せ1人で握っている(もう1人の板さんがやめてしまったのだ。どうせ以前から握っているのは1人だったのだが、やはり料理できる人が1人だけになると大変らしい)。「今すでに受けている注文で手一杯」と断られる。

 こういうこともあろうかと次の手は考えてある。近くにおいしい讃岐うどんの店があるのだ。だから、予約しないで寿司屋に行って、ふられたらうどん屋と決めている。
 だが・・・ この日はなんと、臨時休業だった。

 すぐ隣のちゃんこ屋さんを覗くものの、どうも食指が動かない。ええい、どうせまた豊中で仕事だ。茨木近辺で予定していた仕事は諦めて、千里中央方面へとって返す。
 お目当ての中華料理屋はお休み。定休日じゃないと思うんだけど、そうだったっけ?

 でも大丈夫。もう一つ、すぐ近くに中華料理屋があるのだ。が、いつもはいくつも空いている駐車場がその日に限って一杯。何でだよ。

 これで4つの店に振られたことになる。結局、チェーン展開しているイタリア料理屋に入ることになってしまった。
 チェーン店の癖に、パスタ単品で1000円を超えるのはどうかと思う。まあまあおいしいんだけど。

 ・・・

 そして昨日、念のため寿司屋に予め電話するとまた無理だという。昼はいつも楽勝だったのに。
 やっぱり1人やめたせいか(代わりにパートの人が2人も入ってるみたいなんだけど)。それとも、何かの事情で急に繁盛し始めたのか・・・