■ジャケット

 借りた記憶がないのだが、TSUTAYA DISCAS から送られてきた映画。内容にふさわしく?ミステリじみた話だが、おそらくは予約リストに登録していたのを忘れていただけだろう。そう思っても、なぜ登録したかがどうしても思い出せない。

 それはともかく・・・

 いいですね。

 陰惨な不条理劇のような話で始まるので、うわっ、これはえらいものを借りてしまった、後味が悪くなければいいが・・・と思って見ていると、どんどん話に引き込まれていく。

 実は、heart-warming な優しい映画。2007年のお正月に見たのもぴったりだった。

 テーマの一つは人生にまつわるお説教なのだが、説教臭さは感じられなかった。必見、と言っていいのではないだろうか。

 『プライドと偏見』のキーラ・ナイトレイ、癖のある顔は忘れもしないのだが、どこで見たのかしばらく思い出せなかった。まったく雰囲気の違う女性をちゃんと演じられるのは、やはり女優ですね。

 こんなところにもジョージ・クルーニーの名前(製作)。活躍してるなあ・・・

(The Jacket, 2005 U.S.A., Germany)