★グッドナイト&グッドラック

 1950年代前半、全米を席捲したマッカーシズム赤狩り)批判に立ち上がったエドワード・R・マローらCBSの面々を描き、マスコミや報道のあり方を問う映画。
 事情に疎いためやや把握しにくい面もあったが、必見だろう。1954年のテレビ局の様子も活写されている。

 映画の本筋とは別に、タバコの扱いが興味深い。肺ガンのため、57歳の若さでマローが命を落としたのもうなずける。

 監督はジョージ・クルーニー(出演もしている)。一本気な女たらしというばかりではないんですね ^^;

(Good Night, and Good Luck. 2005 U.S.A., France, U.K., Japan)