■インフルエンザの確定診断

 日曜日だというのに、午後から息子が高熱を出した。去年の教訓があったので、ちょっと考えたり調べたりしてから、去年も行った夜間急病診療所に連れて行くことにした。

 結果としては無駄足だった。仮にインフルエンザだとしても、発病後12時間程度経過していなければ、ウイルスが検出できない可能性があるというのだ。
 実は、そういうことも考えてネットで調べようとしたのだが、時間がかかりそうだったのでやめて診察に出向いたのが失敗だった。後悔指数がぐっとあがる(笑)

 検査では陰性だったが、したがって、インフルエンザでないという診断は下せない。もちろん、インフルエンザだという診断も下せない。

 確定診断ができないので、インフルエンザ特効薬と言われているタミフルをもらえるとしても1日分。もしインフルエンザだとするとそれでは足りないので、もう一度医者に行く必要がある。だが、いったんタミフルを飲んでしまうと、ウイルスの増殖が抑えられるため、もはや診断が下せなくなると言う。
 そうすると、病名不明のまま改めて別の医者で処方してもらったタミフルを飲み続けなければならず、無駄に薬を飲まされる可能性がある上に、手間暇や初診料・診察料などが2重にかかってしまう。

 確定診断するためには、このままタミフルを服用しないで様子を見て、もう一度医者に行くしかない。
 であれば、何も休日の夜間に急病診療所などに行かずとも、月曜日の午前中に医者に連れて行けばよかったのだ。幸い、連れて行く人手は確保できる。

 というわけで、「インフルエンザの確定診断は、発病後12時間以上経ってから」というのが今年の教訓である。
 タミフルは発病後48時間以内に飲み始めないといけないから、大雑把に言って、とにかく発熱した次の日に医者に行けばいいのだ。

 備忘のためにここに記しておく(笑)

(言うまでもありませんが、以上の情報は素人のタワゴトです。医師の発言を元にしており、現時点の知識としては間違ってはいないと思いますが、判断の根拠にはなさらないで下さい。また、あまりにも熱が高かったり様子がおかしかったりするときは、医師の診察を受けることをお勧めします。)