◆クルマにかかるお金

 1年1万キロぐらい走ったので、クルマのオイル交換を頼もうかとディーラに電話してみた。なんと、フィルタ交換も含めて2万円仕事だという。ちょうど更新期を迎えた任意保険が8万円(ずっと無事故無違反なので最大割引の最安値だ)。それだけで10万じゃないか。先月、5万円以上の税金を払ったところなのに。

 これを機会に、いったいクルマにいくらお金がかかっているのか簡単に計算してみた。車両代・保険代・ガソリン代・オイル代・ホイール代・タイヤ代・修理代・車検代にもろもろの税金・・・

 恐ろしいことに、年100万円を越える!ことが分かった。毎日3000円・・・
(これ、共有の自家用機に乗るより、確実に高いです。)

 100円の缶ジュースを買うかどうか迷って結局やめるようなセコイ暮らしをしている人間にとって、これは驚愕の数字だ。もともと、3千円以上は数が数えられないような金銭感覚なので、こんな当たり前のことが分からなかったのだ。毎日100円を惜しみながら、3000円を浪費していたとは・・・

 ホイール代以外は必要最小限しかクルマに使っていないのにコレだ。ホイールだって、一応必要だったのだ ^^;
 分不相応なので、クルマに乗るのをやめようかなと考えた。その方が環境にも優しいし。缶ジュースやペットボトルをなるべく買わないのだって、環境のことを考えているからなのだ(笑)。

 今なら売れるし、売っぱらっちゃおうかなあ、でも、やっぱり現実的じゃないよなあ、これほど役に立ってるし、乗るのは数少ない楽しみだし・・・

 と、夜のガレージで妖しい光。カーステが不気味に赤く灯ったままだ。キーは抜いてロックしてあるのに・・・ なにをどうやっても反応せず、消えもせず動きもしない。
 コイツ、抗議してるのか、と思うと同時に、これでディーラー行きなので、ついでにオイルも交換ということかな、と、運命のようなものを感じた(大袈裟)。

 でも、バッテリが上がると困るので(そういうと4年目だ。バッテリ代は計上してなかった。まだまだ何かありそうだな・・・)、ヒューズを抜いておくことにした。抜くともちろん、不気味な赤は消えた。そこでふと思いついて、もう一度挿すと、リセットがかかったためか、あっさりと元に戻った。

 ディーラーに行く必要がなくなったじゃないか。オイルはロングライフなので、持たせようと思えばあと5000kmは持つという(ほんとかな)。

 やっぱりクルマは手放せないよなあ・・・ このまま調子よければいいんだけどなあ・・・