●やはり・・・

 長野県南木曽でヘリが墜落して乗員4人全員が死亡した件。3月7日に「●飛行高度に送電線?」と題してここに書いた。
 やはり、というべきか、ヘリが接触した送電線には航空法上障害灯が必要だったのに、その設置を怠っていたという。→「送電線に「障害灯」なし ヘリ墜落 航空法抵触と国交省」(Kyoto Shimbun 2004.03.10 News)
 今回の事故は朝だったが、もしこれが夜間なら、高度160メートル(が正しいらしい)に灯火のない送電線なんかがあれば、引っかかって当然だ。よくこれまで事故が起きなかったものだ。
 ヘリや小型機は、山岳地帯では谷沿いに飛ぶことが多い。その谷に送電線を張って、航空法に違反して灯火が設置されていないとすれば、道にヒモを張って、人やバイクを引っかけるのと大差ない。