●何か買うと未来(10年ひと昔 改題)

 新しいテレビを買った。

 今ブログで調べてみると、ちょうど10年で買い換えたことになるようだ。うちとしては例外的に短い寿命だった。

 せっかくテレビが搬入されたというのに、朝から夜中まで缶詰の仕事でほとんど見られなかった。
 今日あらためて見ると、10年の進歩に驚く。価格は半分、性能は数倍?

 テレビ自体がコンピュータそのものだし、画面の美しさはたとえようもない(4Kでもない一番安い生産完了・販売終了のモデルだけど)。
 カラーももちろん鮮やかだが、黒がくっきりと黒なのにも驚く。

 何だかよくわからないまま、テレビの中にあるコンテンツを再生すると、信じられないほどの解像度で華麗な写真が表示される。
 Mac みたいな Retina Display とかではなく、単なるフルハイビジョンなのだが、どうしてこれほどの表示性能があるのだろう?

 動物やら鳥やらが次々と映し出される。それを見た家人が「実物を目で見るよりはるかに綺麗やん。なんで?」と聞く。
 一言でいうと、望遠鏡や双眼鏡を覗いているのと同じだからである。実際より拡大されているし、私たちの視力では合わないピントもばっちり合っている。

 うーん、しかしまあ、これほど違うとは思わなかった。もう2年か3年早く買っておけば、その分早く幸せになれたのにと思う。

 放送されている番組は、さすがにデモ映像?ほど美しくは映らない。
 それでも、いつも見ているアメリカのテレビシリーズを再生すると、あまりに明るくて綺麗すぎ、作品の持つ重さや暗さまでが減殺されてしまうように感じるほどだった。

 作り手はどちらの画面で見てほしいんだろう?

 まだブルーレイを再生していない。
 これまでブルーレイもDVDもそれほど画質が違うとは思えなかったのだが、その蒙も啓かれるにちがいない。
 
 
 まあすぐに慣れて飽きるんだけど・・・ ^^;