★真っ暗な iPhone5
丹波篠山で豪華天ざる蕎麦(まさかの鴨やとろろ付)を食べながら、iPhone5 のテザリング機能を使って iPad mini で地図を見ていると(いい時代だ)、突然、iPhone との接続が切れた。
「iPhoneの電源が入っていることを確認してください」とかなんとかいうのだが、そもそもさっきから触っていないのに電源が切れるわけがない。
だが、取りだして見てみると、真っ暗なただの黒い板になっている。朝、満充電にしたばかりだ。
スイッチを押したりホームボタンを押したり、それぞれ長押ししたり、両方同時に押してみたり、両方同時に長押ししたり・・・
考えられることは一通りやってみたが、まったく反応がない。
不思議と悲壮感はなかったが(こういう電子デバイスとの付き合いも、もう30年近くになる)、もうこれはジーニアスバーに持っていくしかないのかなあ・・・という感じだった。
せっかく篠山まで来てるのだが、このまま難波に直行か、今日は土曜日だし明日は実家に帰らなければならないし、うーむ、とか考えていた。
仕事で使っているパソコンと違って、バックアップなんてぜんぜん取っていない。それはすなわち大したものが入っていないからではあるのだが、そうは言っても新しくせこせこ入れた電話番号やらたまに撮った写真やら、その他もろもろは諦めるしかないのか。
あっ、地図のブックマークなんかはけっこう痛い。
ネットで何か対処法を調べようと思っても、ネットにつながるのは iPhone だけである。金庫の中にその鍵を置き忘れて取り出せないようなものだ。
・・・とはいえ、それほど気にせずに自宅へ帰ってきた。
パソコンを使ってネットで検索すると、ものの数秒で解決。
要するに、スイッチとホームボタンとを両方とも10秒以上長押ししてリセットすればいいというのである。
5秒以上なら何度かやったのに・・・
まあしかし、この種の機械を買ったら、リセットの仕方くらいは最初に覚えておくべきだよなあと反省した。
同時に、バックアップについても反省させられた。現在、数か月ぶりに iPhone を Mac につなぎ、バックアップ中である。
___
あ、いわば、iPhone が心筋梗塞(最近マイブームです)を起こしたようなものだ。
これを機会に iPhone の生活習慣も見直し、万一何かあっても大事に至らないよう、ふだんから心がけたい。