★クレジットカード盗難・紛失に備えた Tips

 旅先でクレジットカードをなくした場合、すぐにカード会社に連絡して利用停止を依頼せねばならない。
 これまでは持っていくカードの連絡先一覧表を何枚か作ってあちこちに分散させて所持していた。

 ところが、その作成がけっこう面倒だ。情報も新しくなったりしているが、今回はまだバージョンアップもしていない。

 かといって、連絡先一覧がないと、何かあった場合に困ったことになる。

 幸い、これまで個人的には何もなかったが、以前パリで仕事仲間が財布などを掏られたことがあった

 その時、カードの連絡先をまったく把握していないどころか、自分がどのカードを持ってきたかすら把握していないのには、さすがにちょっとあきれた。電話番号を調べようにも、そもそもどこの電話番号を調べればいいかわからないのである。
 そういうタイプの人だとは思っていたものの、いやしかし、それにしても、という感は拭えなかった。

 今回、パスポートや免許証をコピーしようとしていて、ふと、クレジットカードの裏面もコピーすればいいのではないかと思いついた。裏面には拾得したときの届け先が記載されている。こんな簡単なこと、これまでどうして思いつかなかったのだろう?

 自分と家人の免許証と、持参するクレジットカード・キャッシュカードを並べてコピーすると、ちょうどA4用紙1枚程度におさまる。裏にはパスポートをコピーしておけばいい(今回はすでにコピーしたパスポートがあったのでそうしなかった)。

 試しにコピーしてみて、カード番号や署名までわかってしまうのはまずいと思い直し、その部分にポストイットを貼ってコピーし直した。ほとんど1枚を1箇所に貼るだけですみ、大した手間もかからなかった。

 連絡先一覧表には、たとえばニューヨークやらパリやらの現地オフィスの電話番号も入れていた。だが、実際に盗難にあったり紛失したりすることは少ないだろうし、万一そうなったら、日本に電話して現地の連絡先を聞けばいいことである。どうせ、クロアチアハンガリーの電話番号なんか載ってなかったし。

 というわけで、今後、カード連絡先はカード自体のコピーを持参することで間に合わせることにした。
 これ、たぶん、旅行ガイド等にも載っていない Tips なんじゃないかと思う(違うかな?)