★水漏れ修理奮戦記

 夕食を挟んで水漏れの修理。洗濯機の水道栓から漏れているのと、ウォシュレットのストレーナーから漏れているの。
 もう何週間も放置していた。これぐらいのことでも、連休にならないとなかなか取りかかれない。
 ___

 未来の自分(と、もしかしたら他のどなたか)のために結論。

・2階のウォシュレットのストレーナーは、固くてもめげずに反時計回りに捩れば外れる。
  ・大小2本のOリングが必要。
  ・大は、呼び径16mm 太さ2.4mm、小は呼び径12mm 太さ1.4mm
  (後記:小は経年変化で延びていたようだ。↑の規格は売っておらず、径10mm 太さ1.9mm のものを買ってきて使用した(20110507))
・洗濯機の水栓のスピンドルは、プライヤで外す。
  ・スピンドルを締め付けすぎるとカランが回りにくくなる。
  ・コマは今回通常のもの(黄銅にゴム)に変える予定なので、今後はそれでOK。
  ・しかしながら、やはり現物をばらして確認してから買いに行くのが本来の姿。
 ___

 洗濯機は、水の方が蛇口から漏れていたのだが、「元栓と湯のカランも締めてから」と思って取りかかると、湯のカランのところからも水漏れした。

 まずそれを修理ということで、パッキンを取り替える。
 スピンドルと呼ばれているらしい、カランの根元の部分がまん丸で、縦に溝は切ってあるもののとっかかりがなく、どうやって外すのかがわからない。
 最初、パイプレンチで動きかけたのだが、やはりというか、すぐ滑る。次に、瓶のふたを開ける道具を試したが、それもダメ。結局、プライヤでつかんで外した。

 水の方はコマの交換が必要なので、開けたついでに湯の方のコマを念のため確認すると、見慣れた黄銅とゴムのやつだった。
 買い置きのあった、スピンドル部分のワッシャとパッキンを取り替えて湯の方は終了・・・と思ったが、カランの動きがやたらに固い。よく見ると、パッキンの形が違うではないか! だが、結局それは関係なく、スピンドルを締め付けすぎていたのが原因であることがわかった。
 ___

 さて、コマのパッキンの買い置きはあるが、もともと白いシリコン?ゴムが黄ばんでいて、いかにも10年ものという感じがする。ウォシュレットのストレーナーのOリングも家にないので、近所のコーナンに買いに行くことにした。
 営業時間は9時まで。8時40分ごろに到着。

 帰ってきて洗濯機の水の方の水栓を外し、愕然とする。

 なんと、今まで見たことのないようなプラスチックのコマで、パッキンの形状も違う。せっかく夜にわざわざ買いに出かけたのに・・・
 しかも、コマ付きのパッキンを買おうかどうかちょっと迷ったのだが、地球環境のことを考えて(いや、ほんと)パッキンだけにしたのだ。あっちにしておけばよかった。
 あらためて部品を買うまで諦めるしかない。

 気を取り直してウォシュレットのストレーナーの方に取りかかる。
 どうにも固くて外れそうにないのだが、ネットで調べても「ストレーナーを外して」ぐらいしか書いていない。どうやって外すか書いてあれば確信を持って力を入れられるのだが、変に力を入れると壊してしまう可能性がある。
 仕方なく取扱説明書を取り出してみると(初めからそうすべきだったのだろう(笑))、やはり固くなっていただけのようで、布を噛ませてプライヤで挟み、反時計回りに回すとあっさり緩んだ。
 取説には器具を使うなと書いてあったが、私の力では緩まなかったのだから仕方がない。

 ストレーナーを外してみて、またしても愕然・・・

 前回、2003年に取り替えたとき(ちゃんと記録があるのだ)の詳しいメモに、われながら偉いと思っていたのだが、Oリングが大小2種類必要なことを、明示的には書いていない。
 わざわざ買ってきたのは大きい方だけで、小さい方がない・・・
 仕方なく、大きい方だけ交換した。

 結局、悪戦苦闘して、どちらも完全には修理できなかった。またあらためて買い物に行かねばならない。

 この轍を踏まないよう、記録としてここに残すものである。
 やはり実際に現物をばらして確認してから部品を買いに行くのが鉄則だ。しかしそれにしても、同じ場所の水栓でコマが違うとは・・・

 (ついでに、金属磨き(ピカール)で水栓周りを磨いた。細かい部分まではなかなか手が回らなかったが、全体としては新品のようにぴかぴかになった。)

 (後記:2011年5月7日(土)、再度修理した。洗濯機のところは、結局、スピンドル部分のワッシャとパッキンは両方(ただし、買い置きの部品で古い)、コマは水の方だけ替えた。ウォシュレットのストレーナーは、呼び径16mm 太さ2.4mmと呼び径10mm 太さ1.9mmのOリングに交換した。これで直っていれば一件落着である。)