■手首の太さ

 新しく買った時計のベルトを年末に調整してもらった。

 外すコマの数が微妙だったが、最初に少し余裕を持たせてもらって試すと、大きすぎて時計が回ってしまった。
 そこでもう一つ外してちょうどよくなったと思っていた。

 フィットしている中にもゆとりのある感じで、場合によってはもう一つ外してもいいかなとすら考えた。

 ところが、次の日、それをはめてみると微妙にきついのである。外した後、時計の痕がくっきりと手首に残るぐらい。

 これは調整に失敗したかなと思った。

 しかし翌朝、今度は緩い。ちょっと余裕がありすぎるぐらいだ。

 初めて気づいたのだが、手首の太さは一日のうちでも変化しているのである。しかも、同じ時計が「ちょっと緩い」から「ちょっときつい」に変わるほど。たぶん、5mm以上違うのではないかと思う。
 これまでは余裕のある時計をしていたので気づかなかったのだ。

 わかってきたのは、朝は緩いこと。

 エコノミークラス症候群のように、運動不足のまま夜を迎えると むくむ のだろうか。適度な運動をすると緩いまま夜を迎えられるのかどうかはまだ試していない。

 今はめてみるとやはりちょっときつめだが、もしかするとこれが健康管理のバロメータとして使えるのではないだろうか。
 いずれにせよ、また1コマ足すと回りかねないので、このまま使っていろいろ実験してみようと思う。