★連綿と続く時間

 年賀状を書いていると、「40年以上前からずっとこんなことをしてきたよなあ・・・」と思って、連綿と続く時間に思いを馳せることになる。

 職場の同僚の住所氏名を書いていても、「いろんなことは、べつにどうでもいいんだよ」と葉書が語りかけてくる気がする。

 遥か遠くまで来てしまったし、時代は閉塞感を感じさせるけれど、無限に続きそうな明日があったころの記憶が、少し穏やかな心持ちを連れてくる。