●悲しき鳥と鳥見人
雄は積極的に複数の雌と交尾しようとするのだが、営巣場所や食物、近くに交尾可能な異性がいるかどうかというさまざまな条件で複婚が成り立たず、仕方なく一夫一妻で落ち着いている状態なのだと考えられている。
これを読んで、思わず吹き出してしまった。なるほど、身につまされますね・・・
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この文、ディアゴスティーニが新たに始めた『週刊 野鳥の世界』の創刊号に載っていた。
あんな仕組みで本当にうまく回っているのかどうか疑問なのだが、わけのわからない週刊シリーズを次々と出しているあの会社だ。
日本野鳥の会の会員は減る一方なのに、今ごろこんな雑誌を出して採算が取れるという目論見があるのだろうか。
一応は会員でバードウォッチャーの私ですら、創刊号は290円だから買ったものの、毎週買うつもりは毛頭ない。だいたい、置き場所に困る。本というのはほんとに始末が悪いのだ。
とはいうものの、こんな雑誌でも通して、仲間が増えるとしたら歓迎する。鳥や自然が好きで大事にする人が増えてくれればと、ちょっと真面目に考えている。