★まるでゲレンデ

 大雪の予報だったので、通行止めなどを少し心配しながら、飛騨高山を経由して信州に来た。

 高山から平湯温泉へ通じる国道158号線の路面は真っ白だった。

 登坂車線があったりするところはだだっ広く、まるでスキー場のゲレンデのようだ。

 もとより、路面のペイントなどは一切見えず、何車線あるのかは知りようもない。センターラインだってどこだかわからないのだ。

 ほとんど不安なく進んできたが、一度だけ、カーブですべり気味のところへ折悪しく滅多に来ない対向車が来て、うわっ、もしかしたらぶつかるんじゃないかと思った(1%ぐらい)。

 目的地に着く直前、ホンダのオデッセイとおぼしきスカイブルーの車が右の前を激しくぶつけて止まっていた。すでにパトカーも来ていたが、ときおり地吹雪まで吹く中、事故なんか起こすと死にそうであろう。
 ___

 Dinner is Ready ! という叫び声が聞こえてきた。また後ほど。

(to be continued...)