◆iPod Touch あるいは ウェイトレスと店員について

 今となってはもう、何が直接のきっかけだったのか思い出せない。

 ともかく、買わないと思っていた iPod Touch を買ってしまった。

 ちょうど買ってもいいかなと思っていたところへ、修理に出していた携帯電話(私のとは別の機種なのに、またもや!「電源が入らない」)を取りに、家人が千里中央へ行くというので、ついでにヤマダ電機を覗いてみることにした。

 「当店は在庫あり」とか誇らしげに書いていて、在庫がないのがふつうなのかと思うと、ちょっと欲しくなった。
 まあ、アップルストアではすぐ注文できるんだけど、ここで買う方が少しは安くなりそうだ。

 いつ来ても店員の方が客より多いような店なのに、珍しく本気で何かを買おうとしているときに限って店員が寄ってこない。
 土曜日だから仕方ないかと思うものの、客だってそんなに多くはないのだ。

 仕方なく、若い店員が相談相手にしていた、ちょっと偉い感じの店員の手が空いたので、その人に「すみません」と声をかけてみた。
 が、気づかずに通り過ぎる。何だか購買意欲をそがれて棚に戻ろうとしていると、それに気づいたのだろう、さっきの若い方の店員が、「失礼しました」と声をかけてきた。

 なかなか見上げた男である。

 結局、その店員の感じが悪くはなかったので、騙されて?言い値ですぐに購入した。家に帰ってからいろいろ遊んでいるうち、「しまった、保護フィルムぐらいおまけでつけてもらうんだった」と後悔した ^^;
 ___

 ウェイトレス(ウェイター)にしろ店員にしろ、できの悪い人が多すぎる。

 レストランや喫茶店で「すみません、お水お願いします」などと客に言わせるようでは、もはやウェイトレス失格だと思うのだが、そうするとおそらく95%以上は失格になってしまう。

 客の様子をときどき見るとか、テーブルの上をちらちらチェックするとかは基本だと思うのだが、それができている人すらほとんどいない。
 こちらが必死でウェイトレスの動向を探り、チャンスを見てすかさず「すみません」といって手を挙げたりしてすら、気づいてくれる可能性は五分五分といったところだ。

 先日は、カラになったグラスを横目で見て通り過ぎていったので、「お、珍しく気の利く人だな」と思っていたら、何のことはない、そのまま放っておかれた。あの「ちら見」は何だったのだろう?

 もはや、水がなくなる前に継ぎ足してくれるだけで、その店は超一流店だという気がする。

 ウェイトレスや店員の営業力(販売力)って侮れないと思うのだが、そこが弱い店が多すぎる。
 ___

 おっと、iPod Touch の話がどこかへ行ってしまった。

 最初、YouTube だけが表示されなくて、そのエラーメッセージも意味不明(「YouTube を有効にするには、まずインターネットに接続した状態で iTunes に接続する必要があります」)で困ったが、試行錯誤の末に解決し、それ以外は順調である。

 畏友が iPhoneiPod Touch も両方所有していて、既に触らせてもらっていたので大きな驚きはないが、そうでなければ、いくら何でもここまで素晴らしいとは・・・と、2日間ぐらいは口をあんぐり開けていられそうだ。

 ほんと、数年の間にえらいことになってるよなあ・・・ あと数年経ったらどうなるんだろう?