●超熱帯夜

 夜寝るときも朝起きるときも、枕元の温度計は32℃強を指している。

 連日連夜そうだ。

 熱帯夜の定義は最低気温が25℃以上だから、それより7℃以上も高いことになる。もしかしたら、朝の5時とかには30℃ぐらいには下がっているのかもしれないが、それでも5℃の開きがある。

 もちろん枕元の温度は気温ではないが、寝ている者にとっては自分の周囲の温度こそが問題だ。

 この超熱帯夜は、就寝中の温度としてはほぼ限界である。これ以上暑くなると、いくら何でもエアコンなしでは寝られなくなるのではないだろうか。

 寝室は1階にあって、2階よりは相当涼しい。それでもこれだ。

 去年までは温度計がなかったので、何度だったかはわからない。
 でも、早々に?、あっちでもこっちでも気温39℃を記録とかいうニュースを聞いていると、明らかに、子どものころから30数年間はついぞ耳にすることのなかった温度だと思える。

 いよいよどうしようもなくなってくるのは、数十年先ではなくて十数年先かもしれない。