◆「ただ友のワ」を広げたい(その2)

 さて、本題。

 ソフトバンクにかければ1日のうち20時間は無料、家族にかければ24時間いつでも無料になった。

 バンザイ。

 それで、どこにかけよう?

 かける相手がいないのである。

 これまでだって、携帯で誰かに電話したとかいうことはほとんどない。というか、固定電話をかけることすらほぼなくなった。用件はほとんどすべて、メールで伝えるという生活をしている。
 さすがに職場では電話を使わないこともないが、自宅で電話を使うことはめったにない。かけるとすれば、レストランに予約を取るとか、メーカーや電器屋やその他のお店などに問い合わせの電話をするとかぐらいである。そういう場合、もちろん先方はソフトバンクを使ってはいない。

 ツーカーの時から、通話料なんてほとんど無料みたいなものだったのだ。やっぱり、au にしておいたほうが結局トータルで安かったのは間違いなさそうである。

 しかしやはり、1度電話をすると20円なり30円なり(5分しゃべれば210円)取られるというのと、無料だというのとは大きな違いだ。

 TVCMでもやっていたとおり、家の中でインターホン代わりにも使える。実際、今日も早速使ってみた。
 今さら家人と電話で話してもどうということはないのだが、国内にいる限り、いつどこからどれだけかけても無料だというのは、これまでの携帯との付き合い方を変える可能性を秘めている。

 けれどもまたやはり、もともと電話嫌い(←同時性の要求)だからほとんど使わなかったのだ。それが無料だからといって使うようになるのだろうかという気もする。

 いや待てよ、何も直接話さなくても、ちょうどメールのように、お互い相手の簡易留守録(留守番電話サービスを使うと読み出し時に料金が発生する)にメッセージを残す形でコミュニケーションし、同時性に縛られないという使い方もあるではないか。

 まあ、これからどうなっていくか、ちょっと楽しみではある。

 というわけで、ソフトバンクをお使いの皆様、わたしと「ただ友」になりませんか。また、まだソフトバンクをお使いでない皆様、ぜひ、「ただ友のワ」に加わってください。