■月並みな正月

 1日は義父母の家と実家をはしご。4人とも元気なので、いつまでも子どものままである。ありがたいことだが。

 義父母の家で朝昼兼用のおせちを食べ、夜は実家の近くのいつもの寿司屋へ。しかし、正月1日から寿司屋が営業するか? 料理が出てくるまで小一時間待たされたし。えらい時代だ。
 夜は久しぶりに麻雀。七対子で親の倍満を上がった。放銃したのはルールも怪しい家人だけど。

 1日の夜は実家に泊まり(数年ぶりか?)、2日の午前中は、結婚式を挙げた神社に息子を連れて行った。式以来だから、息子は初めてだ。
 ほとんどというか、まったく覚えていない。そもそも、われわれも式の時が初めてで、今回が2回目だという気がする。下見にとかは行かなかったのかな?

 行くために、何十年ぶり?かで山陽電車に乗る。こんな西の方まで乗ったのは初めてかもしれない。

 よくわからないが、駅前から自動車の通れないかなり立派な道が神社方面じゃない方向へ延びている。両脇はサザンカの生け垣。こんな道、あんまり見かけないけど、何なのだろう。こういう道があちこちにあればいいのだが。車で来なくて儲けものをした気分。

 その道を通って、ほとんど人影のないお寺2箇所にお参り。その後、神社へ。やっぱり、初めて来たのとまったく変わらない。
 想像以上にこぢんまりした神社だったが、それでも20人ぐらいは参拝の順序を待って本殿に並んでいた。のんびりしていてちょうどいい混み具合だ。

 往復の道すがら、野鳥撮影。実家近くのカワラヒワ、神社近くのメジロヒヨドリ・スズメ・モズ・カモメなど。

 実家に帰ってスパゲティを作って食べる。狭い台所で5人分作るのはけっこう大変。

 午後はだらだら。弟の子どもたち(3人もいる)が合流。息子も混じってテレビゲームばかりしている。夕食前に2局だけヘボ以下の将棋をしたのが救いだ。
 途中、ケーキを買いに出て家で食べる。夜は弟夫妻も合流して焼き肉。ものすごい油煙で、ストロボをたいて写真を撮ると画面が真っ白になる。

 弟の家のテレビが壊れているというので、うちにあるのをあげるというと、これから取りに行くという。
 渋滞を避けて有馬口から宝塚に抜け、中央環状線経由で9時50分ごろ帰宅。弟は一度自分の家に寄ってから来たし、道を間違えて阪神高速で池田へ出たとかで10時40分ごろに来る。

 息子と私2人でも運べそうになかったテレビ(29インチブラウン管)を弟が一人で運ぼうとする。結局、階段をおろすときと車に積み込むときは少し手伝ったものの、実際、一人で運んでしまった。
 オマエは引っ越し屋か。

 テレビ台の方は、息子と甥っ子2人で勝手に運んでいた。成長したものである。このごろ、家人よりも頼りになることがときどきある。

 3日分一気呵成・・・と思ったが、とりあえず2日分で終わり。

 あ。

 実家で見た地上デジタル放送の画像があまりにも綺麗だったので驚き、日付が3日に変わるころからネットでアンテナを物色。
 うちは地デジ受信地域の端の方だし、映るか映らないかわからないのだが、高いものでも1万円程度なので、ものは試しと一番感度の良さそうな室内(屋外兼用)アンテナをアマゾンで注文する。
 今年こそは・・・と思っていたのだが、またこんなことで夜更かし癖が始まってしまった。

 さて、地デジは映るのか? 今年こそ早寝早起きできるのか? どうなることやら・・・