●食器洗い乾燥機修理中

 修理の担当者がやってきて、火花が飛んだ食器洗い乾燥機を修理中である。腰の低い穏やかな方のように見える。

 やはりというか、すでに何例もあったらしく、「長期にわたって無償修理の対象となっている」という。
 修理代を払えとか言われたらどうやって闘おうかと思案していたので、ほっと一安心である。杞憂の多い人生だ。

 寿命だから買い換えろと言われたら、涙をのんで ^^; そうするしかないような気もするのだが、発煙・発火するような家電製品に修理代は出せないし、出すべきではない。

 そういえば、古い扇風機は発火する可能性があるので、廃棄して買い換えてくださいと呼びかけているというのをニュースで見た。

 その時に家電メーカの担当者が発言していた内容には驚いた。

 扇風機は5年から7年ぐらいで廃棄して買い換えるべきもの

なのだそうである。

 世間のことは知らないので何とも言えないが、うちの家族や親戚なんかにそんなことをしている家はないと思う。だいたい、扇風機が壊れたということ自体、記憶にない。
 昔実家にあった、戦前から使っているのかという感じのする扇風機はさすがにもうないが、あれは壊れていないのに捨てたのだろうか。

 うちにある扇風機ですら、古い方は20年以上前に買ったものである。デザイン的にはやはり昭和のにおいがするものの、まだまだきれいだし、何の問題もない。
 あれを買い換えろと言われたら、ものすごく抵抗がある。

 あ、何年前だったか、掃除機が発煙して焦げ臭いにおいを出したことがあった。今ある掃除機のラベルに「2003年製」と書いてあるので、たぶん、10数年は使っていただろう。
 不思議に、修理しようとは思わず、廃棄してすぐ新しいのを買った。感覚的に、そろそろ寿命かな、と思ったのかもしれない。
 発煙したのだから、無償修理してくれたかもしれないが、今回の扇風機騒動(メーカはリコールなどしないのはもちろん修理も受け付けず、廃棄して買い換えてくれと言っている)を見ると、その可能性は低そうである。

 今回発火した食器洗い乾燥機の配線は、新しいのに取り替えられる。見たところ同じ部品だし、根本の原因は取り除かれないままなので、また同じことが起こりそうな気もする。修理に来た方も、部品に改良が加えられているかどうかはご存じないそうだ。

 だがまあ、今度火花が飛んだときにはさすがに買い換えの時期だろう。火事になったケースは「ほとんど」ないというが(「まったく」とは言わなかった!)、うちがそうなる可能性は遠のいた。

 でも、↓のエントリは生きてます。10年後?、もしうちの台所から出火したら食器洗い乾燥機が原因かもしれないので、心に留めおいてくだされば幸いです ^^;