■長かった夏

 日付が変わって9月1日。

 さきほど、8月末締め切りの仕事を終えたところだ。

 大した仕事ではないのだが、どちらの「才能」もない者にとってはやはりそれなりに大変だし、半年以上前からちょっとした心の重荷であり続けていた。

 このまま何事もなく素直に進んでくれるといいんだけど。

 去年の夏に六甲山で購った、賞味期限切れのちょっと高級?な葡萄ジュースで一人祝杯をあげる。最後の1本だ。

 ・・・セイベル種の葡萄のストレート果汁だが、けっこうきつい味で今も咳き込んでいる。

 間の抜けたお祝い。