●お彼岸の日記

 車の屋根の上とトランクに自転車を積んで実家へ行くはずが、渋滞で遅くなり、直接昼食を食べる寿司屋へ。12時過ぎ着。

 ここは魚自体の新鮮さとそれなりの大きさで勝負。確かにおいしいが、やや洗練されていない。
 それにしても、流行りすぎていて、予約なしできた客に対する態度が大きすぎるような気がする。忙しくて愛想が悪くなっているんだとは思うけど。

 お墓参り。周囲の墓の多くが墓地改葬公告の対象になっている。看板を読むと、5年ほどだれも参ってないということになるようだ。このままでは、無縁仏として扱われ、墓は撤去される。
 だが、母親によると、ときどき花が供えられている墓もあるという。

 父親が般若心経を唱える。死んだら私が戒名をつけてやろうと思っているのだが(ただなので)、こういう父親だと納得しないかも。

 いったん実家へ行ってから、海岸沿いをポタリング。海、淡路島、明石海峡大橋

 暑くもなく寒くもなく、絶好の日和。これで花でも咲いていれば完璧なのだが。

 カモメやトビやヒドリガモやカワウがいて、果てはミサゴまで飛んでいて驚く。

 自分が育ったはずの土地なのだが、そんな鳥、どれ一つとして見たことがない気がする。昔はいなかったのか、目に入らなかったのか。

 夕食は餃子の王将で。なんで王将やねん、と最初は驚いたが、甥っ子たちばかりか母親までもがおいしいのだという。まさか。

 ずっと昔に愛想を尽かして、もうたぶん15年ぐらい行ったことがないと思うのだが、確かに10年ひと昔。相当レベルが上がっていた。
 バーミヤンとかのファミレス系中華ができて競争が激しくなったためと踏んだ。

 競争も悪くない、かな?