★雪を求めて

20061229Kenrokuen
 昨夜の予報を聞いて、北部で大雪になりそうだと知った。今年はどこへも行く予定がなかったのだが、急遽日帰りで兼六園(石川県金沢市)を目指すことにした。

 帰省ラッシュと重なるのではないかと心配したが、ウェブで調べると過去の実績としては渋滞していないらしい。
 ただ、下に書いたとおり、自宅ですら気温零度で近所は雪化粧を始めていた。雪の影響が問題だが、雪を求めて走るのだから仕方がない。

 結局、行き帰りとも大した渋滞にも遭わずに帰って来られた。もっとも、帰路は琵琶湖の北で北陸自動車道を降り、湖西を南下した。

 息子が何年も前から兼六園に行きたい兼六園に行きたいと繰り返していたのだ。何でそんな変な趣味があるのか真剣に聞いていなかったが、何でも、マーブルチョコを買ったときに付いてきたシールが兼六園を描いた絵で、それが綺麗だったから行きたかったのだという。

 兼六園といえば雪景色。私も雪の兼六園を見たことはないので、この際、一度経験しておくのも悪くない。

 途中、余呉湖あたりからは猛吹雪という感じだったのだが、日本海側へ出てしまうと雪がないので拍子抜けした。小松市はほとんど無雪。
 しかし、荒れた冬の日本海を見るのは久しぶりだ。1度だけだが、波が岩に打ち寄せて5メートルほども立ち上がっているのも見た。

 金沢市内にもほとんど雪がない。せっかくここまで来たのに・・・と意気消沈していたのだが、やはりそこは兼六園、なぜか兼六園にはそれなりの雪があるのだった。
 市街地からものの100メートルほどしか離れていないのにどうしてなんだろう?

 帰り道、夕食をとあてにしていたキッチン四季望雁もお休み。前者は電話に出ず、後者は店まで行ったが営業していなかった。しかたなくラーメンを食べる。
 お昼は金沢らしい?落ち着いた料亭風のお店だったので、まあよしとするか。