★無用な変更

 教育基本法の改訂が、いよいよ政治日程に乗り始めた。憲法の改訂へ向けた国民投票法制定への動きもある。

 だが、「現在動きつつある文脈での」両者の改訂は、まったく不要に思える。いや、不要どころか有害でさえあると思う。

 そんな不要・有害な作業にエネルギーと時間を費やすのはやめて、もっと必要かつ有益なことのために政治を行ってほしい。

 教育基本法の改訂に反対だとか、憲法改訂に反対だとかいうと、時代遅れだとかサヨクだという風潮が恐い。

 別に時代遅れでもサヨクでもいいのだが、これまでの生涯を通じて左翼やサヨクであったことは一度もない。本物の左翼の人たちには申し訳ないけれど。

 教条的になるのは好きではないのだが、相手がそうであるときにはこちらも旗幟鮮明にせざるを得ない。いろんな細かいことはひとまず飲み込んで

 教育基本法改悪反対。憲法改悪反対。

 ・・・もうちょっと恥ずかしくないボキャブラリーがないかなあ。この表現のダサさのせいで損をしているような気がするんだけど。
 まあ、これを恥ずかしく思わせるような雰囲気作りに成功しているのが、テキの戦略の結果だとは知りつつも。