★スカイプ

 「Skype」というソフトがある。日本語版のスカイプは、あのホリえもんライブドアが出している。英語版なら、MacOS X でも、Linux でも使える。日本語版は今のところ、Windows版だけのようだ。
 使用法はいたって簡単なので、英語版でもそれほど問題にならないかもしれない。

 あ、ご承知かと思いますが、要するに、「世界中にタダで電話できる」ソフトです。

 タダで電話するためには、相手もスカイプを使っていることが前提だが、一般の電話にも市内料金程度で世界中に電話できるらしい(試していない)。これはもう、ものすごい革命的なできごとである。

 いや、以前から、インターネットを使ってパソコンで音声の交換ができる(つまり電話ですね)というのは知っていた。が、スカイプにいたって、俄然、現実のものとなった気がする。なにしろ、無料のソフトをダウンロードするだけで、何も必要とせずに電話ができるのだ。

 その音質たるや、おそらくあらゆるケイタイを越え、多くのIP電話を越え、たぶん、固定電話さえしのぐほどのクリアさだ。大げさではなく、相手の息づかいが聞こえてくるのである。Macintosh PowerBook 内蔵の、貧弱なマイクとスピーカを通してすら、だ(ただし、エコーをキャンセルする設定にしても、自分の声が小さくエコーとなって返ってくるのはちょっと気になった。相手のスピーカから出たこちらの声を相手のマイクが拾うからかもしれない)

 聞こえた息づかいは、このソフトを教えてくれた morio0101 さんのもの。目の前で話しているような臨場感があったが、相変わらず艶っぽい話でなくて寂しい(笑)

 完全にハンズフリーで、つなぎっぱなしでもタダだから、単身赴任の人(morioさんだ)とその配偶者などは、食卓や居間の机にでもパソコンを置いておけば、テキトーに話をしながら遠く離れた場所でそれぞれの生活ができたりもする。無線LANを組み込んだノートパソコンでも持ち歩けば、どこにいても思いついたときに話しかけられる。
 そんな生活を楽しむために、単身赴任したいぐらいだ ^^;

 唯一の欠点は、今の私には話す相手がいないこと。毎夜毎夜、morioさんとつなぎっぱなしにしても何の意味もない・・・