●大量倒産時代の自衛策

 ほとんど役に立たなかったスタッドレスをお蔵入りにし、タイヤとホイールを新調しなければならない。本来ならもっと早くから探さなければならなかったのだが、バタバタしていて延び延びになっていた。初夏を思わせる雪国への出張も終わり、いよいよ待ったなしになってきた。
 新しくできた「北大阪タイヤ」に行ってみるが閉まっている。連休初日なのだが・・・
 次に、去年見積もりを取った「加美タイヤ」。なんと、裁判所の財産保全命令の紙が貼ってある。倒産したんですね・・・
 どうも幸先が悪い。
 何かを注文するとき、手付金を払うことが多い。1万円を越えるものの場合は、たいてい1万円にしている。たまたま手持ちのお金が足りれば、支払いを済ませてしまうことすらなかったわけではない。
 そうしたとき、品物を受け取るまでにその店が倒産するとどうなるか・・・ 領収書を頼りに1万円や代金の債権を主張することはもちろん可能だが、相手は倒産しているのだ。ものすごい手間暇をかけて1000円ぐらい戻ってくれば上出来である。つまり、実際にはすっぱり諦めるのが最善の策だ。
 そうなる前の、大量倒産時代の自衛策。手付金をできるだけ少なくするしかない。でも、いい大人がいくら何でも100円というわけにはいかないし、捨てるつもりの1000円、ということになろうか。