■レ・ミゼラブル

 手抜きの続き。

 ミュージカルは嫌いでほとんど見ないのだが、これは見てよかった。
 そう思えるミュージカル映画で今思い出せるのは、『サウンド・オブ・ミュージック』と『ウェスト・サイド物語』くらい。

 冒頭のシーンと合唱は圧巻。それで一気に引き込まれる。ほぼすべての台詞が歌で、だれも踊らないミュージカル。
 ほとんどの曲が耳になじみ、見ていて苦にならない。これは私としては最上級に近い褒め言葉。

(Les Misérables, 2012 U.K.)