■喪中の正月

 死んだ祖母には申し訳ないが、喪中であるといっても日常生活はほとんど変わらない。

 今年はたまたま、実家の父母が正月前後は兄宅に行くとかいうので、年末早めに顔を出した。

 元日は例年通り義父母宅で過ごした。
 それ以外に正月らしい行事は皆無。

 テレビもほとんど見なかった(映画は別)。
 街にはまったく出なかったので、晴れ着の女性すら一人も見ていない。

 それに、知らなかったのだが、義母によると喪中の初詣はだめだそうで(初に限らず神社にお参りしてはいけないらしい)、そうでなくても滅多に行かない初詣に行かなかった。

 そうこうするうち、5日からは早くも仕事だ。一気に日常に引き戻されて、ほんとに正月なんかあったのか、という感じすらする。

 だがまあ、安定した?職があって、とりあえず衣食住に不自由ないことに感謝すべきだろう。

 職がなくて衣食住に不自由なければもっと幸せなんだけど(笑)